2023年12月28日木曜日

クレジットカードの申込で「無職(お勤めでない方)」の選択ができない場合

筆者:無職スーパーホワイトからクレジットカード3枚を作って保有している(2023年12月28日現在)。
その経緯と詳細はさておき、今回は、これからのことを思って記録した事柄を記事にする。



2023年12月28日、明年にウエルシアカード(イオンカード系。会社はイオンフィナンシャルサービス)かPaypayカードの申込を行うことについて、疑問のあった点を調べた。
まず、私は今までどおり「無職(お勤めでない方、定期収入の無い方 ※年金受給者と異なる)」として申し込みたい。
前者は申込フォームの職業欄に「無職」相当で妥当なものがない(単身世帯、一人暮らし、独り暮らしの専業主婦、専業主夫というのはカテゴリ的に無理がある)。
後者は百歩譲って「その他」を選ぶことができるが、「最大5,000円相当のPaypayポイント付与」特典の申込フォームで勤務先の名前と電話番号の入力を求められる。
私は、信用情報機関 CIC の個人情報にどのような形で自分が載っているかを直接、見たことがないし、照会の依頼(開示請求)をするつもりもないのだが、おそらく職業欄が「無職」、勤務先の欄が空欄というものではないか…、と思っている。
なので、かねて、両者の申込をするには、ハードルを感じ、検討の時間をかけようと思っていた。

疑問点として、この日、整理をした:
・「一般的に職業の変更をカード会社に伝達する必要があることが規約に記され、申込者は同意している」というが、実際に規約でどう記されているか?
・私の信用情報はどのような形でCICに保有されているか?

1番目の疑問に関しては、とある一般人サイトの説明を情報源にしていた(脳内に留めていた)ので、もう少し確実なものを求めた。
ここで詳細を記さないが、「職業」というよりは「勤務先」が重要であり、「勤務先」の中身の変更、もしくはその欠如(つまり、離職していて勤務先が無い)をカード会社に伝達する必要がある、ということで確認した。
つまり、「無職」、「専業主婦」、「自営業、個人事業主、フリーランス」、「その他」のようなものについては、もともと勤務先が無いか、自宅が勤務先のようなものである。
途上与信のときの低確率な在籍確認についても、あまり怖くないか。
この辺の事情について、実際に手続きの画面(フォーム)を見ないことには確実なことを言えない。

ひとまずカード会社がどういう目的で何をする可能性があるかについては、把握した。
通常、途上与信では利用履歴が最重要視されるだろうし、カードローンの申込を私はしないので、在籍確認がらみに限れば問題ないかと。
単刀直入に、両者のカードの申込の際、無職以外の選択肢を選ばせられて勤務先の入力をしても、それがCICに更新される程度で、一般的に変更手続きをしなかった人に起こる弊害と同じかそれ以上の不利益(e.g., 既存のクレカの強制解約処分)は起こらないであろう(無論、審査に必ず通るわけでもない)。

2番目の疑問に関しては、照会された図面のイメージを探した。
信用情報開示報告書 https://www.cic.co.jp/mydata/pc/documents/cicsample.pdf
上記を引用したサイト https://www.smbc-card.com/nyukai/loan/magazine/knowledge/credit_information.jsp

こぼれ話になるが、1番目の疑問の答えは、その図面を読み取ることで得られたものである。
規約を参照し、引用するほうが「らしい」文になる。

転職の多い人は、個々のカード発行会社たちに勤務先情報の更新の手続きを、それなりの頻度で行うことであろう。
きっちり毎度、すべての保有カード(キャッシング枠の有無や、ショッピング目的のみであっても使い分けがある)のために手続きする必要もないのであろうが、それなりに信用情報への傷を避けるためにも念入りな対応が必要なのだと思われる。
そのため、たとえ高収入であっても、転職の多い人はクレカ保有枚数が少ないかもしれない。



ひとまず、明年はPaypayカードの申請をし(職業「その他」)、それの審査が通ってから、自信があればウエルシアカードにも申請しよう(職業「自営業」)。
カード会社の審査がAIを使う程度はどうか、CICかどこかにある他のクレカなど信販系の申込情報の詳細(年収などの記載内容が分かるもの)を閲覧する程度はどうか、そのあたりで結果が変わってきそうである。
それに関しては、たとえカード会社のコラムやブログのライターであっても、「クレカの達人」であっても、審査部門に所属していたのでない限り(または審査部門の人と会食して酒で口を割ったのでない限り)知らないし、他の人たちはなおさら「神のみぞ知る」である。





起草日:2023年12月28日

当記事は既存の記事案 (unemployment-credit-history.html) から分離独立して作成された。
なお、その記事案の方は公開を見送る考えである。

当記事の投稿後、たまたま、こんな記事を見た。
Mercan (メルカン 原題はなぜか頭文字が小文字) - "新しい与信の仕組み、信用をデザインするメルペイの与信事業の挑戦". , 2023-12-14.
本文最後で「審査部門」云々と記したが、対談している3名は審査部門の中の人というか、与信の director だとか manager だとかとプロフィールがある(取締役や管理職などの面々)。
技術者、エンジニアが金融をデザインするというのも今の時代に適合しているとかどうとかと誰かが言っていた。

その他の審査部門の人のインタビュー記事:
株式会社ラクーンフィナンシャル 審査部 Hidekiさん https://www.raccoon.ne.jp/company/recruit/interview/hidekiw.html
ここの会社でもAIは当然、審査に活用している。

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