・今まで、自分の、身を置いた家庭や学校といった人格形成期の閉鎖的社会と、インターネット空間で受けた精神的被害と、その時間の長さや環境について振り返り、自他の幸福(自分を中心とした広い範囲で末永く苦しみを作らない努力の維持)を追求することを決意する。
;自己精神世界の「終戦」は、この決意である。言い方に難はあるが、恐怖に屈し、怯懦にまみれた境遇から立ち上がり、平和への道を歩み始める。
・最低限、教養となる知識を学び、自国の法律(憲法など)を知る。
;「自国の法律」は、各国の国内法およびその制定の歴史的経緯(批准した条約などの国際法を含む)を指す。私にとって、日本では、日本国憲法「個人の尊厳(無差別平等に個人として尊重されること)」と、「公共の福祉」が最重要の趣旨であるとして、社会的思考の尺度にしている。ここで詳述しないが、「持続可能性、サステナビリティ」ということについても、出発点やヒントがそれらの概念に求められていると私は思っている。
上2項で、その後の行動の目標が決まり、途中にすべきことを、どこかに潜むリスクを、何かしら発生するトラブルをも、把握しやすくなる。
・身近に職業収入を得ている「専門家」は、役所(福祉事務所など)や医療機関など各所にいるので、無料でも有料でもいいから自分自身のことと社会的な制度のことを相談する。
・預貯金など金銭の余裕が許す限り、前項の相談行為のための公共交通機関の利用や、不足品調達、衣服と道具の新調などのために活用する。
;有り金を、しっかりと管理し、移動交通費や生活費や雑費として適正に使うことも学習のうちである。独立成功した後、新生活開始費用に使いすぎて家賃が払えないとか、保護費の支給タイミングが命取りになった、ということのないように。
以下からは、わたしが「独立最終行動」と呼んだものに相当する。
・できる限り都市部へ、体を壊さない最大限の荷物を持って移動するために、目的地(就職するにも、生活保護を受給するにも、ネットカフェと福祉事務所の距離が近いところ)を決め、計画と準備をする。
;証明書類や印章(名前のハンコ)は当然、必要になる。確実に所持されたい。
;通信機器、特にSIM情報の入った携帯電話があると、あらゆる相手と連絡が取りやすい。連絡能力が低いと、自分も相手も時間と体力を大きく消費し、モチベーションも信頼関係も下がる。
;必要に応じて自分の日常生活で使うものを色々と荷物に加える。綿棒や爪楊枝といった生理用品も、旅先で欲しくなってから新品として買うと、量が多くてかさばったり重くなったりするので、事前に家で小分けして荷物に加える。
;緊急時であれば、身一つで移動する。
;あまりにも荷物が少ないのは心もとない、というのであればエマージェンシーバッグ(災害避難に備えるリュックサックなど)を用意し、その中に証明書類なども入れる。
・計画に沿って実行する。
;もし、目的地への交通費が、出発時の所持金より多ければ、近場の福祉事務所で相談し、資金と物資を求める。資金と物資を求めることは、すでに「困窮状態であるから住居を出ている」とみなしうる実行段階においてすべきであり、実行前には相談しないほうがよい。つまり、緊急時の切り札である。
;目的地の福祉事務所では、自身の学習したことにしたがって相談する。話をスムーズにするには、シェルター、寮、宿泊施設とされるところに入所してから「アパート転宅、賃貸物件への転居」を目指す、当面の目標を言うことである。現場の反応として、施設入所の方向で進められる。
手札は、薄く広く揃え、次々に直面する事態に先手を打てるように戦術を幅広く組むと、失敗のリスクは下がる。
最終的に、日本国の福祉行政および立法が合理的に対応する方向性を強めるよう、私は行動した。
事前の学習と、準備行動(予行演習、アリバイ作りを含む)があれば、不測の事態を減らし、不慮の事故を避けるリスクマネジメントをしやすい。
大胆に家出するという目標に対して、必要な計画が組まれる。
トラブルシューティングを兼ね備える。
私は複雑かつ幅広の戦術を用意しても難なくこなせるが、多くの人は雁字搦めになる可能性が高い。
石橋を叩いて渡る気質の人が、私のような家出方法を実行すると、注意事項に本末転倒の偏りが生じたりする。
改めて思うが、社会には、社会経験の低い不登校出身完全無職ニートひきこもり幽霊市民に対して、「ハイリスクな家出しか選択肢が無いようなほど孤立無援の状態」を生み続けないでほしい。
「大胆な家出」という目標を持つこと自体、本来は無い方が倫理的である。
「苦手な人間との関わりを極力避けながら円満に自立が図れる方法」を用意するほうが、これからの時代の子ども若者支援策として望ましい。
具体化として私は、生活保護制度の拡充または、新制度の立案と新法の制定など(i.e., 生活保護法の改正、または新法の整備)により、行政の個人主義的な運用の強化と、民間施設の新設および増強を求めている。
犯歴や自由刑経験のない人なら、個室の生活訓練室がすぐに使えるという、新しい枠組みの施設(改正生活保護法または新法に基づく)を用意し、幽霊市民のうちの希望者が自立支援の場として利用しやすくする。
将来的な就労を見据えるにしても、期限は求めないこと。
各個人のバックグラウンドやキャラクターを尊重するのは、立法であれ、行政であれ、公務員に課せられた義務中の義務(日本国憲法第99条)だから。
20221211作「チャート」 □ |
ここで記事投稿日(起草日については下記)における近況報告:
"ibisPaint" というアプリで加工して掲載。
※記事投稿日現在、「日記メモなど投稿不能方針」下にある。
起草日: 2023年2月5日
独立録 第1部『ニートひきこもり独立関連メモ by 無職24歳 (第1部 = 2022年2月4日まで)]』
https://lesbophilia.blogspot.com/2021/11/neet-hikikomori-dokuritsu-nihonkoku.html
起草月から、例の「日記メモなど投稿不能方針」が緩んできて、「独立」第2部記事の投稿は3月ころに行える期待が生まれた。
したがって、第1部と第2部の幕間としてこの記事を発案した。
私よりあとの人生困窮者、人生難民、無収入ジャーナリストの移動先は、東京23区(東京都区部)であれば、大田区の蒲田駅周辺や豊島区の巣鴨駅周辺あたり(池袋駅周辺はネカフェ宿泊費などの生活費が高い、しかも生活福祉課=福祉事務所が町丁目単位で2つに分かれて扱いづらい)にしてもらいたい。
荻窪駅周辺など杉並区内だと、私の報告で、当面、足る。
JRにこだわらない場合は北千住駅以外の足立区とか、いろいろ。
保護受給後だと、都営交通の便利なエリアが交通費節約になる。
地元の大都市ということであれば、札幌でも名古屋でも京都でも福岡でもよいが、これらは政令指定都市であり、区にエリアを決める難易度が特別区よりも高い。
私から責任を取らないが、「仕事(できる就職先)も職歴もない人、幽霊市民こそ、東京など大都市に来るしかないので、そのことを自分自身でよく考えた上で実行の判断をしてもらうと、日本社会のためにもよい」と私は思っている。
私は、「表向きの活動などしないためにどこの誰かも分からない人」を出迎えることに、義理もないし、金銭と時間の余裕もない。
しかし、今後とも社会を構成する個人たちの自己救済の一助とすべく、判断材料となる情報を公開し、社会人たちのレスポンシビリティを問うジャーナリズムを展開するので、期待していただこう。
―記事2022-12-12
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