2014年12月20日土曜日

豊橋市の降雪記録、地理的特質・・・地震についても

豊橋市は県内でも雪が降らないor降っても積もるほどは降らない。
それは同じ渥美半島の田原市でも同じ(半島の西端はどう?)。
県内でも南に突出してる地域且つ、関東最南端より緯度が低い地域も多いため、本州太平洋側多くの都市で雪が降ったとしても、渥美半島は滅多に雪が降らないor降っても積もるほどは降らないわけだが、同じ本州で南に突出してる紀伊半島のことは詳しくない。

2014年12月は現在20日までに愛知県内平野部でも数度降雪があった。
特に18日は規模が大きかった。
もちろん、上述の通り豊橋等では降ることもなく(北部や県境の山間部では降ったの?)。
そこでこの記事では、私の近所における降雪記録を振り返る。


2011年4月18日に豊橋市の家へと移り住んだのだが、この年の1月はそこそこ積もったらしい。
2011-12年シーズンは不明。
2012年12月10日10時頃に降雪確認。
その時の記事→http://masashi.doorblog.jp/archives/21098197.html
その他の2012-13年シーズンは不明。
2014年2月7~9日、関東甲信での最初の大雪報道で私はそわそわした。
降らない降らないと嘆き続けたが、同月14日6時に降雪確認。
それらの一連の様子はこちら→http://masashi.doorblog.jp/archives/36292385.html
2014年末の今、上記、名古屋地域で降雪があっても、豊橋じゃ雨が冷たく降り頻るだけ。
12月18日は名古屋地域はもちろん、九州平野部でさえ降雪したのに。
※記事投稿日以降に積雪あれば、気付き次第、最下部に随時追記※


著しい積雪は交通の麻痺など社会の停滞をもたらすとされるが、通勤通学とは無縁の俺には逆に関東のごとく降ってくれる方がずっと楽しいものなのにね。
眺めるもよし、身を投じるもよし、掴んで固めて遊ぶもよし。
「少しくらい外に出てあげてもいいわよ」、という気になるのだがね。
俺が豊橋ではなく埼玉に残り続けていたら、疑心暗鬼な父親との二人暮らし&阿鼻叫喚ゴキブリの騒ぐ夏という2大不安要素があれど、前代未聞の豪雪の恩恵は受けられたね。


タイトルにて「地震」などとも銘打ったため、これについて触れる。
この県内でも異端な地理的特質を持つ豊橋ないし田原は南の沖を震源に大地震、とりわけ南海トラフ沖地震が発生した際に大津波が押し寄せることが想定される。
この防波堤たる渥美半島が名古屋方面の被害を緩和してくれることだろう。
なんとも不謹慎な言いようではある。

防波堤と化した豊橋でも、同じ市内でそれは南方沿岸部のみ、市街地に懸念は及ばず。
それは飽くまで私見だが、それがなぜそうと割り切るか解説しよう。
2013年の独自調査結果だが、あの一帯には海沿いに先人の手による盛り土がされており、今や北側の畑から眺めると海を隔て山にしか見えないほどである。
「山にしか見えない」と書いたが、これは実物を見たのではなく、その後の2014年に反映された現地ストリートビューから判断したのである。
実際にその光景は、まさかあの山のような丘陵を越えてすぐ海があるとは思わせない。
賢い先人たちが将来の大津波に備え、太平洋遠州灘沿いに現在の豊橋市域から旧赤羽根町付近まで丘陵地帯を設けたことにしみじみと感心する。

この海沿いの丘陵地帯はGoogle Earthを用いた2013年の独自調査結果によると、高いところで80m~100mにも及び、よしんば3.11時仙台級の津波が押し寄せたとしても、梅田川以北に広がる豊橋市街地に流れ込むことはないと断定する。
それは飽くまで南沖から流れてきた津波に対してそう断定するのであって、三河湾等別方位(豊橋が海に面してるのって西だけじゃん)からの襲撃は別問題。
だが西方から押し寄せた場合も、田原等の沿岸部埋立地が広大で、豊橋にも明海町があって多くは遮られる。
そうならずとも、あの一帯で地震の影響で立った波ならば、ほぼ恐れるに足らず。
仮に陸地へ流れてきても田園が広がってる場所まででほとんど奥には浸水せず。

豊橋市はここでも地理的特質を発揮したが、一部田原市や、仙台そっくりの湖西市・浜松市は大きく損害を被るハメになるかもしれない。
豊橋除く各地域も沿岸部に緑地帯があるが、丘陵ではなく防砂林・砂防林が関の山。
仙台沿岸部の震災前の空中写真にも、似たような林が見られた。
1984年→http://mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.do?specificationId=1165123


磐石な共同体の瓦解・・・ 抗えぬ大自然の脅威・・・




追記:2015年1月2日11時半
遊具 積雪 豊橋

1月2日の夜中に降雪、朝に止んで積雪が確認された。
朝8時過ぎ、風呂上りの私は急いで髪を乾かして服を着替え、「空き缶を捨てに行く」大義名分の下に外出
正月の朝とはいえ、車の通りが少ない。
公園にて写真を撮影、園内は大人しかおらず、17歳の私が最も若いようだ。
遊具の写真を撮ってPanoramioに投稿したが、私が気兼ねなく撮れるほど遊具エリアに人がいない。

私が確認した園内=遊具エリア・芝生広場に子供がいなかったし、近所でも子供のはしゃぎ声などがしないまま、時間が過ぎる。
数年ぶりのまともな積雪は、11時頃にもなると何事もなく溶けて消える。
折角の恵みを、蔑ろになさってはいかんぞよ。


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