2015年1月10日土曜日

昨今はオナニーの頻度が疎らだ。週に一度ほどのみ。「享楽耽溺の断絶」

近頃は性欲が出づらいことに加え、理性がオナニーをしないよう制御してる。
陰部を弄ることに随伴して、滾々と湧き出る忌わしい過去の記憶の断片(これについては随分昔からの話だが、今はより顕著あるいは耐性が弱い等で欲が萎えやすい)が苛む。
よって、不可抗力的な勃起時に位置を正す等の他、触れることも躊躇う。
「性欲が出づらい」ということなので、ちょっとしたエロ画像がどうのこうのでも勃たない。
タイトルに「週に一度ほど」と書いたが、かなり衝動的なきっかけでしか抜いてない。
(・・・まあ、先に結論を出すけど、オナニーなんてしたくないならその方がいいよね。)

以前「空虚な夢想を断つ」という記事を書いたが、専ら金銭の絡む話題であるものの、性欲云々も正しく、夢想世界で満たすそれが限りなく儚い話だと感じられる。
これは、超現実主義だ、半厭世思想だ。
現実的に捉えながらも、満たそうという野心をも放擲する、退廃思想だ。
諦念のみが、内を覆ってる。

確かに、「世俗の名利と無縁な境涯」の観点では、異性など、否、もはや人肌そのものが遠い幻想の果てなのだろう。
然るに、オナニーという自慰行為に異性や人肌などの意識を包含させず、ただ享楽主義的に快楽に溺れる目的で、自慰行為に耽ればよいのではなかろうか。
とはいえ、その考え方で以てしても、容易く胸中の靄を晴らすこと能わず。
尚且つ、それでオナニーなどしようという気にも向かうことなく。

続いて、異性と夢想の相関性だが、例えば二次元の美少女に思いを馳せるのは、かなり違う次元になる。
既述の夢想は、いずれも現実に満たせている者が相当数いるのに、己には到底ありつけないだろうとの、無慈悲な隔たりが嘲っている。
よって、別問題と分別する。

しかし、当該記事にあるよう、アニメ系のグッズという商業的即物事象が干渉するならば、やはり既述の通り空虚な夢想と化するのである。
よって、アニメは2年半ほど見てない私がそう唱えていることで説得力が増す。


オナニーの話に戻すが、様々な欲求が満たされることで私のモチベーションには好悪いかなる影響を及ぼすか。
例えば、オナニー頻度の高低、菓子等の摂取量の多少。あと外の空気とか。
その欲求を満たす行為に捧げる時間等も採算が取れる分好影響があるのか。
あまりそういった好みの行為に、こうも打算的な自問を展開する是非とは。
深く考えないで、欲望が赴くままに動けた時代とはいつまでだったのか・・・・・・
あらゆる悟りを得る局面に近づくにつれて、こうも受想行識の意義に疲れるとは。

関連記事(D8で同様の話題)→http://masashi.doorblog.jp/archives/41040262.html


他に身体の違和感について挙げられること、最近一週間は夜21~23時までにPCの電源を落として、眠ろうとする、寝付くまでには1~2時間要する。
そこまではいいとして、起きるのが10時過ぎの時が多い、6時や7時に起きても二度寝することも多く、あまり起き上がりが良くないようだ。
疲れているのだろうけど、当該期間は同時に活動や勉強の濃度が希薄だし、ようは疲れることは以前よりしてないということで、疲れやすいから疲れているのだろうと見られる。
精神面の影響も、哀しみが日々込み上げてくる。
1月9日はというと、風呂に入ったり(もちろん浴槽はない)、いい天気だったから洗濯魂が高ぶって自分で洗濯して干して取り込んだけど、家事炊事と勉強活動はどちらが有意義か。





追記: 2015年10月27日

この記事の投稿からしばし経過された今、何となくメモを残す。
世間では、意識的に健康の観点からオナニーを禁じる、いわゆる「オナ禁」といった修養が各々の間にて行われていることを知られよう。
私は、この当記事本文において、嫌悪感や虚無感の上でオナニーの意欲が減衰していることを綴ったが、今も同じく頻度が疎らでも、また精神が異なる。
「オナ禁」として積極的に自制するのではなく、無為のままに自然と控えられる「自然体」としての現状があり、悪く言えば性欲が枯れている老衰の人と扱われかねないが、えっち領域を断ち切っているものではない(お絵かきなど美術を尊ぶとも、抜く行為は別モノ)。
故に、この現状にあっても、性的な想像をすることは少なくない。
また、道心ある生活を標榜しているため、道心あらば自ずと望ましい境地へ進む。
強く克己心を持って、食欲や性欲に打ち克とうとする心がけもよいが、いつかはこうあるべし。

オナニーをして得る性的快楽にあまり価値を覚えない点と、オナニーを積極的に自制して得る健康などにもまた、あまり価値を覚えていない。
言い換えれば、オナニーをしまくっている人とオナ禁をする人は紙一重である。失敬。
センズリこきこきマスカキかき・・・


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