2021年1月7日木曜日

2020年12月17日に思った物理学の小ネタ(埼玉と豊橋の地元ネタ&日本バイバイ?)

この銀河系の外で全長およそ1mの光るキノコが泳いでいる、と想像することは、個人の感性からである。
その現象は、物理学や天文学の題材や仮定に、今のところ、なりえない。
また、観測する方法が無い。
1フェムトメートル、望遠鏡の首を動かす技術ができると、そのような位置のその大きさのキノコの運動を観測できるか、私は計算を放棄した。
「この銀河系の外で全長およそ1mの光るキノコが泳いでいる」とは、"Colorless green ideas sleep furiously"(訳:無色の緑のアイデアが猛烈に眠る) という言語学文法研究での例文を私に連想させるが、もう作者チョムスキーさんの話は。



なぜこのような思考が生じたか?
先に、音楽対数の計算を考えた。
その後、微積分学を学びたいと中学校課程半分不登校かつ中卒の最終学歴で念願することを回想したからである。
寝床(かつて言われた硬き褥)では限界があるので、遠い将来の解決を期するばかり。
携帯電話の画面故障で久しく、文章のメモも蛍雪で行わない。
またしてもポストモダンのように嫌われそうな話は、避けたい。
物理学は神秘主義じゃない!by アラン・ソーカル、でもここから神秘的になるかな。



前に住んでいた埼玉県某市の廃止ずみの旧村(その領域に住んでいた)の一つで、芸能界の偉大な受賞歴ある俳優(住んでいた当時に私が学校行事で会うことができたものの参加せずに会わない)や、明治時代の女性化学者が生まれたことについて詳述しない。
当地・愛知県豊橋市の出身者としては、生まれて僅かの時間のみ住んだとして知られるノーベル物理学賞受賞の物理学者・小柴昌俊 (Koshiba Masatoshi) さんがおり、彼は今年11月に亡くなった。

また、2019年5月に私の知った豊橋市の属するまたは近接する渥美半島の田原市(旧・田原町)出身者で豊橋市の愛知県立時習館高等学校(私の現住地の最寄り高校でもある)を卒業したという土井正男 (Doi Masao) さんが、今も滞在していると見られる中国の北京で日本のメディアから取材された内容が報道されている。
私は2019年5月にGoogleでクチンやケラチンなどの高分子 ポリマー (polymer, polymers like cutin or keratin; cuticle/cuticula) について調べた際、彼の著書 Introduction to Polymer Physics (Google Booksで試し読み) を見て知ったが、渥美半島という我が第二の地元にこのような立派な科学者がいることに感心した。
この彼が、日本学術会議の元連携会員(cf. http://www.scj.go.jp/ja/scj/member/renkei2b.pdf)であるとともに中国「千人計画 (Thousand Talents Plan, TTP)」に関与しているという点で、今年の日本学術会議に関する世間の動きに関連して取材を受けるとは、この日まで、夢にも思わなかった。
ちなみに、日本学術会議の現会長もノーベル物理学賞受賞の物理学者・梶田隆章さん、また埼玉。
さいたま旧・大宮市生まれ宇宙飛行士の若田光一さんよ、野口さんに続いてスペースXで頼む!
土井さんの衝撃の発言が示されたニュースソースより引用、抜粋する:

 口を噤む研究者も少なくないなか、“隣国という気安さから新天地を選んだ”と取材に応じてくれたのは、東京大学名誉教授で物理学が専門の土井正男氏(72)だ。

「現在は北京航空航天大学の教授として、専門のソフトマター物理学を教えています。9年前に北京の理論物理学の研究所に呼ばれて連続講義をした際、知り合った中国の先生から『千人計画』に誘われまして」

 土井氏が論文リストを送ったところ、中国政府から招聘を受けることになった。

「東大は辞めても名誉教授という肩書しかくれませんでしたが、北京の大学は東大時代と同じポストで、待遇も少し多いくらい用意してくれました。普段は学生相手に講義をしなくてもよいし、日本の公的な科学研究費(科研費)にあたる『競争的資金』にもあたりました。私は中国語を書くことができないので、申請書類は准教授が代わりに出してくれました。日本では科研費をどうやって取るのかで皆が汲々としている。そういう意味ではまるで楽園ですね。面倒なことをやらずに学問に没頭できて本当に幸せです」

—Yahoo!ニュース、デイリー新潮(週刊新潮2020年10月22日号) - ”中国「千人計画」で日本の技術が盗まれる 参加の東大名誉教授が告白「中国は楽園」”. 2020年10月14日. https://news.yahoo.co.jp/articles/8488d523cd1e8dde5557da87bf2bdec7ba03f03d


小柴昌俊さん、土井正男さんはいずれもマサさん、東京大学卒業者かつ教授(名誉教授または特別栄誉教授)である。
今年に特別な報道のある、渥美半島出身者とされる彼らの事績と研究分野は、もっと渥美半島の人に学ばれてよいと思う。
おい国立大学・豊橋技術科学大学 (TUT)!!
日本の科学界の現状でさえ、一部の科学者たちを保持することはできないならば、渥美半島の自治体や、愛知県の行政でできることでなかろう。
ついのすみかとしてはともかく、現役の学者の活動拠点として住まわせるだけの魅力は、この半島で実現しづらい。
東京大学出身者、長坂なおと(長坂尚登)市議会議員に頼るつもりはない。
農業都市の個性からできることがあろうか?

土井さんについて私が2019年に知った経緯は、ミクロな分野からであるが、彼の中国がらみの経歴は宇宙や航空のマクロな分野に見える。
実際、どんな関与を彼がされているかは、詳細に私はうかがわない。
北京航空航天大学 (Beihang University, BUAA), そこに彼が彼のウェブサイト最終更新の2019年時点でも上掲インタビューの2020年時点でも関係していることは、彼のウェブサイトに載るメールアドレスのドメインで推定される。
話は変わるが、中国時間12月17日(1時59分CST)、中国の無人探査機・嫦娥5号 (Chang'e 5) が月面から採取したサンプルが地球に到着した、と!
やりましたね。はやぶさ2 (Hayabusa 2) の小惑星リュウグウ (162173 Ryugu) とは対象が異なるので期間も大きく異なる。



関係ないが、学士号の人で学術書というと、多くの出版社で出版不可能であろう。
トンデモ本としては出版できると思う。
ええ、私も許されるならば物理学ではなく言語学と仏教学と音楽学(リベラルアーツ、人文科学?)の方向で、よろしく。
ここでアピールすることはしない。
あるいは、ヒッキー大学に、在学せず論文提出のみでの博士号 (PhD, Ph.D.) で、よろしく。






起草日:2020年12月18日

「技術」や「観測」という単語が一文にこめられても、当ブログで2014年から存在する同名のラベルを記事に適用しないで私はおいた。
12月18日1時以降、眠そうな私が、酔っ払いに近い感覚で1時間以内にこのような文章を入力したが、基本的な話題は「2020年12月17日(18~20時)」口頭にてされた。
2020年12月16日に色々と実生活で気にかかる出来事が見られ(うち1件は来年1月に日記メモ引用の形で動画に紹介する予定)、頭のネジが外れたままである。
それにしても、嫦娥5号の最新ニュースといい、本文の話題が全体の短さに反して、多い。



当記事の起草より後に、当記事の内容とキーワードが一致するニュースが見られたので紹介する。
12月20日 博士課程学生支援 約7000人対象 1人年間290万円ほど支給へ https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201220/k10012774591000.html
12月21日 「爆笑問題」太田光さんの“裏口入学”記事で新潮社に賠償命令 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201221/k10012775331000.html

年間290万円ほど!お金のほしさで博士号の話をしたわけではないのよ。
土井さんに取材をしたという週刊新潮の記事を紹介することには抵抗があったが、やはりこういうニュースが起草日以後にも出ると、信頼しづらさはある。
ただし、彼が2020年現在も中国の大学に関与していることは彼の現在に載せるメールアドレスの buaa.edu.cn というドメインからして事実に違いない。
再掲しよう "Home Page of Masao Doi" http://mdoi.jp/index_E.html
関係ないが、芸能人の話題なんて、昔からしないほうが身のためによい、と私はつくづく思う。
今年だって木村花さん自殺がらみのこともあったが、TVタレントからYouTuberまでほとんどそういう題材の話題は、センセーショナルだったり、ろくなことが無いと私は思う。
2chはともかく、Twitterだの週刊誌だの、リアル活躍の個人に嫉妬じみた発言や風評は、よそう。
関連記事:
2013年7月14日投稿『数年前、「処刑動画」と称した動画を投稿したら』https://masashi.doorblog.jp/archives/29525696.html
2014年9月23日投稿『ネット問題児・何度も炎上する人。』https://lesbophilia.blogspot.com/2014/09/blog-post_23.html

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よって、2019年5月12日からコメントを受け付けなくしました。
あしからず。

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