2015年1月28日水曜日

口内の皮下にて内出血、大きな腫れ~自覚症状と医学的所見



1月23日23時頃、口内の微かな違和感から左の顎の付け根相当の位置に腫れを確認した為、未然に潰そうとしたが、僅かな血の味が広がって後、腫れ始めた。
写真では、比較ができるよう、健常な右側も写す配慮をした。
患部は毒々しい紫色に腫れているが、表皮は白っぽいことが見て取れる。
白という科学的根拠は、皮膚組織の本来の色であろうか。

口腔内の皮膚というものは赤く見えるのだが、これが血液の色ということに論を俟たない。
血管によりけり、静脈か何かで青や紫のような映え方もあるが、そういった血管と血液の要因を排除すれば、本来の色彩は白いと想像できる。
日光は当たらずメラニンが精製されにくいし、口内の湿潤した環境は瑞々しい。
絆創膏でふやけた皮膚などは、元々褐色の人でもおぞましく白化することはご存知の通り。

続いて、この腫れが毒々しい紫色をしている理由についてだ。
諸君も察しているだろうが、無論、血液の色彩が色濃く現れている。
静脈の血のような毒々しさ、否、静脈の血も実は言われるほど紫ではないそうだ。
とりあえず、細かな動静問答抜きに血液の色彩と判断ができる。
アザ等の内出血など、概して紫色であることも好例だからだ。

私は医者志望でもないからね。。。
人生の経験則、ごく普遍的な事象の理解が、判断のヒントになるとかはあるくらいで、確固たる知識や正確な答えにはならない。



腫瘍の状態など検分したので、次に行こう。
発生から状況の推移について説明する。

最上部の写真は1月24日0時半、腫れ始めてから1時間ほど経った頃に撮ったものだ。
そしてこの日は午前3時頃に寝たのであろうか。
起きた頃は僅かばかり膨らんでいた記憶と、殆ど萎んだ記憶に分かれる。
どちらにしても、この腫瘍を噛み潰すという悲劇に至らず済んだのだ。
これを噛み潰したら真っ先に多くの血が漏れて、後には未曾有の規模の大きさで口内炎が残り、数日ほど食事が困難、あるいは何も食べられないかもしれないことになろう。

この時思ったことは、「こいつを切除・・・すれば悲劇になるが、執刀に使うメス等が熱された刃の医療器具を用いることで、高熱で以て凝固せしめられるのではないか」と。
それは所謂「焼灼」という止血法である。
そしてこの思索は、腫瘍を気にする余り取り留めのないことを浮かべたに過ぎないのであった。

それから今、1月27日22時現在においては患部は表面的に治癒したように見える。
それは1月25日然り、26日も然りで、「腫れ」はその頃に引いていた。
だが、日を置くごとに食事がしづらく感じる。
患部に痛みとして沁みてくるこの感覚だが、これはご飯やラーメン、スープ類では起きず、シリアルや菓子等それなりの食感のある食品が噛まれた際に破片となって刺激するからである。
また、25日頃ではあくびなどの行為に伴う反応でしか痛みが起きず、意図的に大口を開いても痛みなどなかったのが、やはり上記時刻現在、少々大きく口を開けただけで痛む。

先述の「悲劇に伴う最悪の事態」を避けられたとしても、発生から数日の今尚、癒えきらないように思えてならない私であった。
寧ろ痛みを知覚する機会が増えていることから、痛覚上悪化している。
およそ来月に入るまでに完治するだろう・・・



後年の追記
当記事でいう皮下・皮膚とは、粘膜の何らかの構造の一部分のこと。
特に口腔粘膜のこと。
普通の皮膚と性質がかなり違う点に注意。
写真の腫れも、膿を伴わないので、瘤・こぶと呼んだ方がよい。


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