2023年9月21日木曜日

企業の社会的責任 CSR と性的対象化の一考(私自身のこと)

世間の主張、正と反、どちらもセクハラだから。

趣向にもよるが、「かわいいは疲れる」。

依然としてセクハラというか性的嫌がらせ(セクシャルハラスメント sexual harassment)の言葉はインターネットに満ちている。
実名でも、匿名でも、仮名でも、リアルタイムで繰り返されている。
Googleは、平然と見せなくてよい検索結果を見せ続けるほどに、その検索アルゴリズムだとかAIだとかも、進歩していない。

大多数は正のセクハラだが、反のセクハラもまた、性被害や性暴力の文脈で、いくらでも言われている。
こういうことをされたというカミングアウトとか、確かに、もらいゲロ(君からもらい吐き♪)になるね。

このカオスで、企業が性的対象化を推進するようなものは、ますます非難されるはずである。
2012年ころ?、コミックLOという雑誌(中〇しでフィニッシュして後日談が1ページだけあるというお決まりの流ればかりの読み切りオムニバス形式で載せている月刊誌?)がAmazonで取り扱い停止にされた事態で、日本のネット民が大騒ぎになっていたが、あれの雑誌自体の命脈は、こちらとしてどうでもよい。
今後、そういうケースが増えるかは不明だし、依然として「ファン層が異性の、同性だけの音楽グループ(ガールグループ girl group, 楽器を使わないボーイバンド boy band など)」という sexism セクシズム、 sexist セクシスト認定を受ける商売がアジアを中心に、人気が高いので、かなり複雑である。

2020年1月7日『ジェンダー研究の例示(宗教学・社会言語学・美学・文化研究から)』で、性的対象化(性的客体化 sexual objectification)にまつわる事象を考察していた。
そういう哲学的な背景もある。



こちらが、絵と音楽を商業的に使ってもらうような意図は、今まで以上に限られるかと。
「同人ならよいのか」というと、同人とかインディーズでさえ、似たものどうし(マンガ、音楽などカテゴリ別)による労働組合とかを作ろうとしている時代なのだから、やはり社会的責任の追尾から逃れるとは思えない。
※労組の件については、ほぼ脳内ソース。正しくは、フリーランスの記者、ライター(物書き)、それといくつかの個人事業主、小規模事業者(運送業とか?)あたりだったか?とはいえ、それらの業務を長年続けてやりがいを感じる人たちが多いのであれば、業界の垣根を越えてこういうことが広がるかもしれない。

こちらのできる努力で、いくらか投稿しているものであり、赤松健のような政治家にお願いすることなど、ない。
私は過度に、表現の自由や言論の自由を主張しないし、ましてやイーロン・マスクらの「絶対主義 (free speech absolutism, absolutist)」のような立場にない。
※付言すると、荒木Nも釧路市で「表現の自由」を濫用し、「俺の自由だ」を体現していた。
住んでいる杉並区(有名なアニメ作品の元請け会社が多い「アニメのまち」)で選出された衆議院議員(立憲民主党、女性)、区長(立憲民主党らの支持を受ける無所属、女性)、区議会議員(女性が過半数)が、全体としてリベラル度が高いものだから、ある種の方向性が強くなりすぎないでほしいとは思う(逆に生きづらさが強くなりかねない)。



長年、広い範囲を傍観者目線で見てきたが、結局は、学校で不遇な状況に遭っているときから、今まで「ある種の完璧主義」により、私において職業的成功、世俗的出世というのはありえないようになった。
「37歳まで未婚、出世しない父親」を含め、普通の仕事をする人たちと、私は、バックグラウンドもキャラクターもスキルもエクスペリエンスも著しく違う。
金稼ぎの道はあまりないから、これからも好きにさせてほしいし、その中で、自ら(自分の中に)提案するよ。

正(ジンテーゼ)と反(アンチテーゼ)、ただの魑魅魍魎でも、こちらは合(アウフヘーベン)を行う。
長年、示しているし、これからもそうありたい。







起草日:2023年8月8日

次回『表現方法としての漫画と、企業に求められる進歩的な商業作品』で、私が新たに創作する場合の展望を示す。




0 件のコメント:

コメントを投稿

当ブログのコメント欄は、読者から、当ブログ記事の誤字・脱字の報告や、記事の話題に関する建設的な提案がされる、との期待で解放されていました。
しかし、当ブログ開設以来5年間に一度もそのような利用がされませんでした (e.g. article-20170125, article-20170315, article-20190406)。
よって、2019年5月12日からコメントを受け付けなくしました。
あしからず。

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。