2018年10月10日水曜日

Bloggerを利用する目的について再確認

当ブログのヘッダー領域(ボディの内)に「2014年5月、Bloggerが検索仕様の観点で如何に優位性を持つか確認する目的で開始した。学術的と冠したブログ名にたがわぬ記事をメモ感覚で随時投稿する(2017年現在は詳細なノートと化している)。衒学的な内容に加えて身辺や私情を主題に論理を展開することが当ブログの個性である。学問と別に宗教的な話も多い。当ブログの学問関連に不正確な情報が古い時ほど含まれるので、慎重に確認されたい。」とある。
当記事では、「2014年5月、Bloggerが検索仕様の観点で如何に優位性を持つか確認する目的で開始した」という部分を、私がBloggerを利用し始めた時の目的であると再確認し、その検証を行いたい。



Bloggerのアクセス解析については、管理画面の統計ページで任意の期間における様々なアクセス数が見られる。
任意の期間における記事別のアクセス数や、ブログ全体の国別アクセス数が確認できる(世界地図に国の色の濃淡でアクセス数が示される機能がある→2018年の途中から反映されなくなる)。
その統計ページにより、当ブログがさまざまな海外からのスパムアクセスに遭っていることを長年(2014年から2018年現在まで)に観測してきた。

例1. リファラースパムによる何らかのアクセス
例2. 2014・15年ころのいくらかの記事(1, 2など)を中心に大量アクセス (1と異なってリファラーが不明な例も多いので彼らの宣伝行為などが達成されないはず→スパマーの無駄な努力か)

これらによる具体的な被害・損失ということは、無い。
ただ単にアクセス解析の純度が落ちたり、余分なリファラーや事実の伴わないアクセスによる記事別アクセス数の偏りが生じることで、私の統計を眺める際のストレスなどが増えることを問題視している。
要するに、私はただ学問や芸術や生活記録などを私の目的に沿って行う以上、アクセス解析は正常に行われずとも損失にならないが、アクセス解析・統計情報を見ることには個人の精神的満足(世間でいう自己満足)が関係するので、その点を私は問題視している。
率直に言って「スパムアクセスによる偏った統計結果は不愉快」である。

2018年現在、一般的に検索からアクセスされやすい記事は2014・15年の記事(先の12のほか3, 4など)ばかりであり、言語学や宗教学など人文科学の知見が優れた・検証可能性の高い2017年以降の記事(e.g. 1, 2, 3)については検索アクセスを実感できない。
そのように、私の意思では後者の記事の方を見てもらいたいと思うし、学問興隆や世間での学問知識の流布という観点でも後者の記事の方を見てもらいたいと思う。
音楽関連の活動・「音楽館ブログ」記事のうちでは、2015年に「某サイト投稿者」に関して書いた記事が「メタル 作曲」とか某バンド名(その記事内で一度比較程度に名前を引き合いに出したにすぎず瑣末)といったワードで最も多くのアクセス数を稼いでいたが、これらの検索ワードでその記事が検索結果上位に出たところで、検索ユーザーの満足を得させられようも無い(about 1 PV per 1 UUという惨状)し、ブログ執筆者も「当てが外れた・不公平のこと・期待される検索ワードと無関係」と思うので、誰もGoogleの仕様を喜ばない。
この「顛倒・あべこべ」なGoogle検索結果や、ブログ読者の動向のままでは、私のブログが世間の役に立つことは決して無かろう。
学問の道における次世代の人々が生まれることも無くなろう。

もしGoogleのサーバーかコンピューターかAIかボットかクローラーか何かが昔と比べて優れている・改善している」ならば、どういう前提・観点で「改善している」と言明できるか、疑問である。
良質な文章・画像・HTMLや、学問的に価値があって現状のインターネットに類似情報がほとんど無いようなものでも検索結果上位に行かないという「検索アルゴリズム」が、昔と比べて優れていることになる。
しかし、一般通念でそれは有り得ない。
例えば、「BloggerはGoogle直轄であって検索結果で有利(検索エンジン最適化・SEOで有利)」という見解が、世間で長年に聞かれてきた。
当記事では、そういった見解の反証を示す必要がある(反証・アンチテーゼによって止揚・アウフヘーベンを目指す)ので、書かれている。
当ブログの管理から、そういった見解を検証することができた。
BloggerのGoogle検索エンジンにおける優位性は、一部の人(SEO系の人)がインターネットで誇張しているか、Google直轄だからという安易な理由付けで検証を不十分のままに優位性を断定したか、と結論を出しておこう。
Google検索エンジンには「ユーザーエクスペリエンス」という曖昧で主観的な概念(専門家でもその定義や理論・見解の構築に大きな相違がある)がほとんど関係しないことになる。



※そういえば、Bloggerで記事を投稿すると、直後にその記事にアクセス数1が加算(「すべての投稿」画面における「表示回数」より確認)されるが、それがGoogle検索エンジンのクローラー"crawler"であることを証明できない。かえって、Bloggerのその記事自体が検索結果に表示されづらい(その記事の投稿年月によって属せられた月別アーカイブのページが優先される)ことから、無意味なアクセスがされたか、アクセス数1が何の実体も無い虚構の数字と推定される(Blogger管理画面ではそのアクセス数を表示回数と呼称するが、記事のパーマリンクのような個別ページの表示回数を指すものであってトップページや月別アーカイブページでの表示回数を含まない)。1記事にしか一致しないキーワードの検索結果はその記事のページを検索結果に表示する方が合理的かつ検索ユーザーの期待に合うのに、稀な場合は月別アーカイブのページが優先されて検索結果に表示される。



Googleはいつまでも言葉だけの「検索アルゴリズム」なるものが不平等・不正のままで賛美することになる。
それについて日頃、私がGoogle検索をする当事者としての立場においても思い続けている。
何らかの大手サイトよりも、そのコピーサイトが、優先して検索結果に表示されるような事象は目に余る(後述)。
また、何らかの一般的なワードの「二重引用符=ダブルクオーテーションマーク=ダブルクォーテーションマーク完全一致検索」を行っても、有用性のある特定のサイトの情報が検索にヒットしないことも多い。
検索にヒットするサイト・ページとは、内容が類似していないのに「最も的確な検索結果を表示するために、上の 20 件と似たページは除外されています。検索結果をすべて表示するには、ここから再検索してください。」の扱いで除外されるか、最悪の場合は、それで「再検索」をしてもヒットしない。
これは、高度な検索スキルを持つユーザーの不満にしかならないが、現状は解決策が無い。
解決策の一例としてインターネットに示される「URLのある位置に &filter=0 を加える」というものは、先の「再検索」と全く同じ結果にしかならないので、全く解決策でなかった。

cf.
『活動の本分はマイペースながらも為せてると自負してるが、アクセス数の存在に囚われ、冷酷にも私の心がこもったコンテンツは相応に見られず新投稿の度に流される。検索からのアクセスも望めなくなってるのは、このブログのアクセス解析で如実に。Bloggerの解析はお粗末だけど、Livedoorは「生ログ」というアクセスログ付きだから信頼性が高い。なのでAnalyticsとかWebmasterまで手を出さねばならない。そう思ったけど、最近はそれらGoogle公式の解析ツールは利用してなかった。この文章を書いてから、そんなことを思い出すことになる。結局Google公式の解析ツールだってLivedoorの生ログに類する機能はない。Googleは訪問者のIPやUAなどをセキュリティとして秘匿したいのだろうか。 - 2014年12月20日ブログ記事
http://masashi.doorblog.jp/archives/41880200.html 』

『メモ帳の運営サービスの"Blogger"のアクセス数計測は不明・曖昧な点が多いため、元々信用度は薄かったが、今尚もこの点を訝っている。気を揉む私が間違いなのだろう。 - 2015年04月14日ブログ記事
http://masashi.doorblog.jp/archives/43608504.html 』



それでは、「何らかの大手サイトよりも、そのコピーサイトが、優先して検索結果に表示されるような事象」について記述しよう。
例えば、YouTubeやWikipediaやYahoo!知恵袋のようなサイトがコンテンツや情報の発信源であるとき、それらよりもそのコピーサイトを優遇する・検索結果上位に表示するという現象である。
いくらかの場合には、発信源のサイトが検索結果に表示されるに値する情報を有していても、その検索結果に表示されない。

YouTubeの動画の埋め込みをして説明文を複製したコピーサイトは数多く見られ、YouTubeに投稿された動画のページよりも、そのコピーページの方がGoogle検索結果に優先して表示されることが割と見られる(その傾向にある動画は再生回数が100より少なくて検索した時に比較的近い時に投稿されたもの)。
YouTubeコピーサイトは、www.findclip.net や Zaclip.com や Keclips.Com や Showclipaz.com や ShowTodayTV.com や www.dlmusicas.pw (DL Músicas)などが数多く見られ、YouTube上における一部の動画のページがこれらにおけるコピーコンテンツよりも優先されない現状を観取する。
なぜ一部の動画のページにおいては「Google直轄たるYouTube上のコンテンツ」の方が優先されないか、甚だ疑問である。
クローラーの怠慢どころか狂乱である。

検索アルゴリズム 検索エンジン Google
2018年11月4日に"YouTube" "コピーサイト" (元の文字列)で検索した結果をここに示す。
Googleが彼ら自身に関する問題の「はぐらかし」を意図して
「無関係・無意味な検索結果」を表示するようになったと思われる。

Wikipediaコピーサイトは、Wikiwand, Weblio, goo Wikipedia, ユニオンペディアなどがあるほか、2008年6月ころの日本語版Wikipediaコンテンツのミラーサイトも見られた。
例(2018年以降は関連ページみな404) http://www.ammanu.edu.jo/wiki1/
(日本語版Wikipedia内はもちろん、外部サイトでもこのサイトが話題にされていた12。1を要約: 中東のヨルダンにアンマン大学という大学があり、ウィキペディアのミラーサイトのようなものを公開している。そこにミラーされた版は2008年の版らしく、2015年からこのサイトがGoogle上に現れるようになった。Google検索でかなり上位にランクされている。なぜGoogle先生公認になっているのか。 以上要約)
他サイトの例→https://wiki.upupming.site/ (中国語で维基百科镜像站点) 他にhttp://access.cimav.edu.mx/系Centro de Investigación en Materiales Avanzadosによる日本語版Wikipediaミラーサイトも見られたが、私がGoogle検索からアクセスした時点ではNot Foundが出る。

Yahoo!知恵袋の投稿物(質問&回答)をコピーしたサイトは、2014年以降に「偽ブランド コピーブランド」の広告が堂々と出ているようなサイトなどが多く見られていた。
それは、他のQ&Aサイトである「教えて!goo」と「OKWave」などが提携してコンテンツを共有していた状況(2018年現在は提携が解消されている)と異質である。

コピーサイト群の中には、自動で(勝手に)新しいタブなどを開いて広告サイトを表示したり、「偽ウイルス検出画面」を表示してセキュリティソフトの購入を促すようなページを表示するパターンもあった。
コピーサイトというものの本質・目的性(なぜ作られたかということ)そのものが、そういうスパム的なものであると見てよい。
不正な広告収入のみならばまだしも、当該サイトを偽装してログイン情報を入力させる手口=詐欺も有り得る(それを裏サイトで売買するか偽装サイト運営者が直接ログインするか)。
Googleは、そのような悪質サイトを優先して表示して「検索アルゴリズム」云々を誇り得るか?
2018年現在、「SSL化をしていない=セキュリティの弱いサイトの検索順位が落ちる傾向にある」という噂(検証不足・統計不足の噂なので脅迫観念による場合もある)が定着しており、実際にGoogleは彼らが開発するブラウザ"Google Chrome"でもSSL化をしていないサイト(http)を表示している際のアドレスバーに「保護されていない通信」という長い文字列を載せてまで当該サイト利用(クレジットカードの情報を入力するな等だが私はそもそもそういう金がらみインターネット利用をしないのでユーザーのニーズに対して不平等)への警戒を促しているが、それよりも他に力を注ぐべきことがあると私は思う。

繰り返すが、コンテンツや情報の発信源のサイト(本家)よりも、ぽっと出のコピーサイト(いわゆるパクリのサイト)を優遇する理由がどこにあるか、Google社員や盲目的Google信者(私も広義のGoogle信者であるからこそ盲目的な・妄信的な・もしくは名ばかりの信者たちを嫌う)に問いたい。
もし彼らが「検索アルゴリズムが機能している」と言うならば、コピーサイトをコピーサイトだと認定するための「知能・経験」がGoogleのサーバーかコンピューターかAIかボットかクローラーか何かには、無いということになる。
あるいは、コピーサイトを優遇するシステムに切り替えたということになる。
そのように「検索アルゴリズムが機能している」とすれば、果たしてその検索エンジンがユーザーの要求に適合するものか、考え直してほしい。

または、心あるサイト運営者がそういう検索エンジンを信頼し続けられるか?
または、有能なライター・クリエイターたちが安心してインターネット上でコンテンツを供給し続けられるか?
ある人が「アクセス数が確実に増えるか見積もり程度に得られる」と予期してコンテンツ(高いユーザーエクスペリエンスなど綿密に練られたWebサイト)を公開し、その認識に符合する結果を得ないならば、その人は意欲を失う。
その人は一喜一憂の泥沼に嵌り、悪循環に陥る。
結果を求めた努力をする人に、それ相応の見返りが無い世の中には、不調和が生じるであろう。
強い欲望が叶わないと強い失望を招くし、その人が次にどのようなことをするかといえば、なかなか好ましいことでなかろう。
心ある人たちの心が無残に傷つけられることを、私は憐れんでいる。
インターネットの文化は2000年代~2010年代前半に発展し続けても、2010年代後半には停滞し、2020年までには衰退が起こってもおかしくない。
もしくは、従来に無い新しい秩序=優れた編集や適時の言論が無くなって形骸化した・飽和化したコンテンツか商業的な行為が主要となる秩序が形成されるであろう。



Further reading
Google Japan Blog: 「これからの 20 年にむけて ~ より良い検索を目指して~ (2018年9月27日)
https://japan.googleblog.com/2018/09/search20.html

ITmedia NEWS: 「Google+」の一般向け終了へ 個人情報関連バグ発見と「使われていない」で (2018年10月9日)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1810/09/news049.html
※当ブログ「2018年7月の日記メモ」記事の導入部に追記された話題と関連

個人ブログおよびTwitter: ストリートビューが逆走する (2018年10月15日)
https://backy0175.at.webry.info/201810/article_2.html
※上リンク先で、Google地図ストリートビュー機能における栃木県小山市2018年8月撮影画像について「クリックした方向と逆の方向へ画面が進む」現象が挙げられている。私が埼玉県の各所で2018年8月撮影画像のエリアを利用すると、この現象が看取された。その問題のみならず、ストリートビュー2018年8月撮影画像のエリアではタイムマシン機能が利用できなくなっている(いずれも当方がPCブラウザ版を利用した場合のこと)。Googleは「人間の心」もしくは「真っ当な思考力」を各サービス・機能ごとに失いつつあると思われる(つまり不出来のAIか何かに作業をさせて「業務効率化 ドヤッ or ドヤァ or フフン」という状態にあり、これはMicrosoftほか多くのIT系企業に現れてきた傾向だと私は推定している。ITにおける帝国主義または愚民化または群集心理または同調圧力のような風潮はどこまで進むか悲観視されるべき)。





起草日: 2018年9月24日

以下から、従来に記録の取られていた「技術関係の問題」を示す。
今までの10年来に起こっていたろうものもあるが、2018年現在に改善を見ない。
Bloggerの基本的な開発は、長年に止まっているものと推定できる(ここ3年程度で見られる変化は一部ページのマイナーチェンジのみ)。
「古いシステムは危険だ!」という集団ヒステリー(およびそれに便乗したインターネット文化遺産の破壊行為)がインターネットに起きているので、Bloggerのお先も長くはなかろう、と私は悲観視している。



Blogger 技術関係の問題




2016年7月14日にPicasaとGoogleフォトに関する操作(BluestacksでAndroid版アプリも使用)をしている折に当・学術的メモ帳の画像URLが更新されたことにより画像ディレクトリが失効し、既に各記事のHTMLに記載されるURLでは画像が表示されなくなる事態が発生した。
アクセスの多い記事など、一部記事では画像を復活させておいたが、多くのメモ帳内記事、特に日記メモ記事は画像が表示されない状態にある。
当日の日記メモを以下に掲載する。
8時20分以降は、色々とGoogleのサービスに関して様々な操作を行い、今もPicasaで管理されているBloggerの画像を何とか別の手段で管理できるようにならないか探っていた。Googleフォトの問題は過去の投稿の通りである。上策はPicasaからGoogleフォトへの移動だが、これは現状手段がないし、怠慢Google開発者がするはずもない。極め付きは、サービス終了予告を何度も延期したり5月1日が最終的な確定日時であったのに今もBloggerでアップした画像はPicasaに保存され、Picasaウェブアルバムでの管理もできるし、逆に「PicasaとGoogleフォトのデータ移動をできるよう準備している"Soon"」と書きながらいまだにそのページが設けられていない。良くも悪くも怠慢の極みである。

そうして操作する折、9時30分ころか、Bloggerで表示する画像のURLが失効し、HTMLにはその失効URLのまま残され、画像が表示不能となった。やはりGoogleらしい。虚脱感ばかりで怒りも悲しみもない。所詮そんなものであるGoogleが良かろうと悪かろうと、私には喜怒哀楽もなくなっている。一応、別途アルバムのURLを押さえてあり、ここで画像のURLを再取得して一つ一つ記事HTMLの画像URLを置換すれば元に戻せるが、本格的な実行は未定である。処理すべき画像枚数は200枚超に登る。

上に引かれた日記メモ(2016年7月14日)の情報はあくまでも当時のことであると留意されたい。





例: 1700 x 2000の画像 (小)
Bloggerにアップロードした画像を貼り付ける際、サイズ変更ができて「小 - 中 - 大 - 特大 - 元のサイズ」という5段階がある。
そのうちの「元のサイズ」は、事実にそぐわないものであり、縦幅か横幅が最大1600 pxに制限されている。
その画像URL中には"s1600"という文字列が見える。
s1600 という文字列を s0 に変更すれば事実として「元のサイズ」=制限の解かれた表示となる。
https://productforums.google.com/forum/#!topic/picasa/0BTbZYZiG4I

右に例示される画像は、このプレビュー状態において「小(s200)」=最大200 px である。
「元のサイズ(s1600)」= では最大1600 pxであるが、事実として「元のサイズ(s0)」であると、アップロード前の原寸大・オリジナルサイズの1700 x 2000 pixelsとなる。
そういうわけで、大きめのサイズの画像をアップロードする際には、「HTML」モードの編集画面を開き、画像URLの"s任意数"を s0 に変更しよう。



三之一

bloggerはHTMLのアンカーanchor(ページ内移動、<div or p id>や<a name>)機能で、「作成モード」画面では余計な情報が入るという異常な仕様が往時より問題視されているが、お粗末Google社員らはいつまでも解決する気が無いと思われる。
以下リンク2点は、報告の例。
1. http://blogging.nitecruzr.net/2010/07/anchor-links-and-post-editor-compose.html
2. https://productforums.google.com/forum/#!topic/blogger/s8pXF3C25Gg;context-place=forum/blogger

問題視されている事象とは、「作成」モードでは行えないページ内アンカー挿入(<a href="#任意">)を「HTMLモード」で行い、再び「作成」モードに戻ると、アンカー挿入要素に余計な情報(<a href="https://www.blogger.com/blogger.g?blogID=100****************&amp;pli=1#任意"> における赤文字範囲)が入るということである。
現状では、その機能を用いたい場合にユーザーが「HTMLモード」のみを用いるしかない。

ご覧の方が、今すぐに確認できる「悪しき事象」がある。
上の「ほかのテスト」部分は、<a>属性を用いて作ってある。
アンカー機能と無関係である場合も、 href="https://www.blogger.com/null" が意に反して挿入されている(<a>属性にはもれなくhrefリンクを自動挿入する仕組みらしい)。

三之二

<div id="test3" onclick="obj=document.getElementById('test3b').style; obj.display=(obj.display=='none')?'block':'none';">
<a  style="cursor: pointer;"><span style="color: blue;">ほかのテスト (クリックすると展開)</span></a></div>
<div id="test3b" style="clear: both; display: none;">
ああ、クリックで表示されるべき文章領域、ああ。<br /></div>

上のソースコードで、任意の文字の展開・収納"expand, collapse"を行いたくとも、Bloggerではできない。
つまり、上のソースコードのうち<a style="cursor: pointer;">の部分=a要素において、Bloggerのシステムが勝手にダミーのhref属性 (href="https://www.blogger.com/null")を挿入するためである。
https://www.blogger.com/null などというURLは「Not Found Error 404」という無内容の表示がされるだけ・Blogger自身がページを作っていない(2014~2018年現在)にもかかわらず、なぜそんなページのURLを挿入したがるかといえば、理由を求むべからず。





2018年8月に私は、bloggerブログ閲覧をするとの画像imageが横幅width (縦長なら縦幅heightが?) 512px (512 pixels)で強制的にプレビューpreviewされて本来のs0とかs320のリンク(画像ページ、ディレクトリdirectory)に到達できないことが確認できた。
リンクとは、詳細に https://数字.bp.blogspot.com/12ケタ文字列/11ケタ文字列/11ケタ文字列/40ケタ文字列/sサイズ数/画像名.jpg であり、この問題ではその画像リンクと別に512px画像ページへ閲覧者がアクセスさせられる。
ソースsource表示ではリンク改善されていないと分かるが、ユーザーにとっての簡便性(アクセシビリティaccessibility)が低下する。
解決のための情報は、現況インターネット上に期待できない(関連情報は12。そこで載る<img expr:src=’data:post.firstImageUrl’ expr:srcset=’sourceSet(data:post.firstImageUrl, [128, 256, 512])’ /> という文字列は当方"HTML の編集=テーマを編集"ページで確認できなかったので当然誰かが希望して新たに載せるための文字列であり私の話題と無関係)。
あんまり、従来からの不十分システムを改善せずに無駄な改悪だけするならば、いい加減に本家ブログと同じ"Livedoor Blog"へ移行すべきである。

何も解決策が無いと思われたが、後年、閲覧者側の自助努力で行えるものを見出した。
URLを比較すると:
正常なリンク https://数字.bp.blogspot.com/12ケタ文字列/11ケタ文字列/11ケタ文字列/40ケタ文字列/sサイズ数/画像名.jpg
に対して、問題のリンクは「sサイズ数/」を欠いているのみの違いがあると分かるので、この部分を「s0/」など任意のサイズ数値を入力してアクセスすればよい。






ブログ記事のプレビューをすると、自分のブログ上に仮想表示された対応記事のプレビューが見られる(左上にリボン状の"Preview"が目印になる)。
しかし、そのようなブログサービスで普遍的な機能であっても、Bloggerのみはページ内の要素を何も操作できない。
テキストのコピー・アンド・ペーストはもちろん、リンクのクリックさえもできない。
ただし、右クリックによるメニュー表示と ショートカット (e.g. [Ctrl + a]) は無意味ながらに有効である。
この現象の原因について、ページ内全体に及ぶダミー空白があることを私は想定した。
Adblock Plusなどのブラウザ拡張機能 (extension; アドオン add-on) の「要素をブロック」を用いて当該範囲のどこでもクリックすると、"example***.blogspot.com##.blogger-clickTrap.singleton-element"がブロックされる(この要素はwww.blogger.com/static/v1/widgets/*********-widgets.jsから呼び出されていた)。
これにより、普通にページ内の要素を操作することが可能となる。
なんとも「行う意図が謎めいている」仕様もとい仕掛けである。




予備事項の記録

2015年9月分の日記メモまとめ記事の導入部に、「続きを書く追記の編集」機能がBloggerに無いことと海外サイトが日本的な機能を実装する期待の極めて薄いことが記される。
https://lesbophilia.blogspot.com/2015/10/plus-september-2015.html

2016年5月10日の日記メモおよびその注釈に、一時的なアクセス不具合に関する見解やGoogle公式ブログ系サイトに関する観測が記される。
https://lesbophilia.blogspot.com/2016/06/plus-may-2016.html#10

2016年2月18日の本家ブログ記事の末尾「最新メモ帳更新一覧」に、パーマリンク未設定である際の文字列自動検出と更に融通の利かない仕様に関する観測が記される。
http://masashi.doorblog.jp/archives/46807012.html

2015年9月7日のメモ帳ブログ記事の末尾に、当ブログ自体(Bloggerでの運用の如何を問わない立場として)の目的性を説いている「他人のためを思って他人たちの勉強に役立てようと、こうして記事にまとめて投稿する。学術的メモ帳であるから、自分の知識などを形に留める目的でもある」。
https://lesbophilia.blogspot.com/2015/09/blog-post.html#artifoot



七(後年)
Googleの任意の解析サービスに登録した状態で、検索結果に自分のブログの記事が表示されると「このページはモバイルフレンドリーではありません」と警告メッセージが添えられていることがある。
私のBloggerブログは問題ないが、そうなる場合もある。
その原因はGoogleのクローラー crawler が勝手にURL末尾 ?m=0 となっているページをクロール crawl してインデックス index するからである。
"m"はmobileであり、"0"は技術バイナリにおける否定・打消しの意味であるから、モバイル表示の無効・拒否が実現される。
スマートフォンなどのモバイル環境でパソコン PC用の表示を望む場合に使うものを勝手にクロールしている。
当然、モバイルデザインかレスポンシブデザインを持つサイトでも「モバイルフレンドリー」ということでなくなる可能性を持つ。

cf.,
末尾に?m=0なし「このページはモバイル フレンドリーです このページは、モバイル デバイスでの使い勝手に優れています」 https://search.google.com/test/mobile-friendly?utm_source=gws&utm_medium=metaline&utm_campaign=notmobilefriendy&id=Zl2FYWpPNW-FFvRLm0wFYA
末尾に?m=0あり「このページはモバイル フレンドリーではありません このページは、モバイルデバイスでは使いにくい可能性があります」 https://search.google.com/test/mobile-friendly?utm_source=gws&utm_medium=metaline&utm_campaign=notmobilefriendy&url=https%3A%2F%2Flesbophilia.blogspot.com%2F2018%2F10%2Fpurpose-of-using-blogger.html%3Fm%3D0

Blogger = Googleが天井に唾を吐き、彼ら自身に唾が跳ね返るような暴挙ではなかろうか?
巨大企業で部署が違うにも、Bloggerという自分たちの運用するサイトの仕様くらいは自覚的に把握してほしい。



八(後年)
2020年5月10日ころに「2019年5月中の日記メモ」記事 (2019-06-09) の内容が、何らかの過去の版–リビジョン (a revision, revisions; WordPressでの用語) のようになっていた。
この場合、「中途作業」の部分がまるまる残ってしまっている状態である。
当然、本来の最新版に戻すすべがBloggerに無いのでバックアップの取られたデータ blog-03-23-2020.xml から手動で戻す。
2020年5月18日に、他の日記メモ記事も一部の範囲でそうなっているようであると気付いた。
不条理な異常現象が起こるような変更を、Bloggerはしたのであろうか?
あえて言えば、最後の安全バックアップとこの現象の間の時期に、日記メモ記事を下書き状態にすること(2020年4月20日)を私はしたので、日記メモ記事のみが大きい被害を持っていると仮定すれば、その下書き状態にして再公開することがBloggerのシステム的に「初公開の直前の版を復活させる」という謎の現象を起こす原因となったと思われる。
つまり、下書き状態にする行為は、Bloggerのシステムでは「内的に存在する最後の下書きの版に戻す」ということでもあろう。
こんな下書き版の隠蔽と不可解な発現は明らかな欠陥であろうが、今まで私も他のユーザーも気づかなかったであろう。
ヘルプフォーラム help forum らしいもの (Blogger Help Community と呼ばれる) は、不条理現象調査の役に立たないことが通例である (draft や revisions などで検索, "Unfortunately Blogger does not keep page or post revisions"といった見解が見られる)。



九(後年)
新しい編集インターフェースについて、先に「英語圏サイト https://www.peggyktc.com/2019/12/blogger-update-mobile-friendly-posts-themes.html 2019年9月の管理画面の更新–アップデート update が、私には2020年5月11日にあった」とコメントを当記事に行った。
この編集インターフェースで、[ctrl + f] または [F3] (a shortcut key/keys to search in text in the current page) でページ内検索をすると、一定文字数の範囲しか検索しない。
つまり、長文ではページ全体の検索ができない作りである。
悪しき「似非シンプル弊害」の一種である。
Bloggerが参考にしたと思しきブログ・ホスティング・サービスWordPress.comのUIでは、このような結果とならない。
解決法には、他のサイトのテキスト入力欄にコピー&ペーストを行ってからページ内検索をすることが挙げられる。

なお、このページ内検索方法で他のサイトがどうか比較する。
無限スクロールのPC版Twitterユーザーページで最上部から少しの範囲しか検索しない。
無限スクロールのPC版Facebookで問題なく全体から検索する。

6 件のコメント:

  1. 記事中に「BloggerのGoogle検索エンジンにおける優位性は、一部の人(SEO系の人)がインターネットで誇張しているか、Google直轄だからという安易な理由付けで検証を不十分のままに優位性を断定したか、と結論を出しておこう」と記したような話題について、改めて考え直してもよい。
    BloggerのSEOにおける優位性といったものを主張していた人たちの、彼らの理由は、当然、聞き及んでいない状態で記事中に記した。
    もし「Google運営繋がり(米やEUあたりの独禁法違反については経済的な理由が強いので特に関係しない?)」以外の理由が聞かれていたらば、それはその限りで妥当な見解だとも考えられた。
    2019年現在、示すことのできる一例は、検索エンジンに対する設定項目がいくらか多めにある(2010年以前からありそうなもの)ことである。
    そのような設定項目があることについて「Google運営繋がり」と言うことには問題がない(検索で優位になることは結局Bloggerユーザーの行為によるという話なので)。
    cf. https://blogger101.blogging-life.com/2018/02/blogger-robots-meta-tag-setting.html

    返信削除
  2. その「検索エンジンに対する設定項目」(設定>検索設定> [独自の robots.txt] および [独自の robots ヘッダー タグ])は、月別アーカイブなどが一般的な検索ユーザーの求める情報のキーワードに一致する内容を持っていても、キーワードと無関係な情報の割合が単体の記事よりも高くなっている(無関係な情報が多い)ときに、その検索ユーザーを失望させるといったことを防ぐことも可能になる。
    本文でも、似たような話題が記されている。
    ”2018年現在、一般的に検索からアクセスされやすい記事は2014・15年の記事(先の1, 2のほか3, 4など)ばかりであり、言語学や宗教学など人文科学の知見が優れた・検証可能性の高い2017年以降の記事(e.g. 1, 2, 3)については検索アクセスを実感できない。そのように、私の意思では後者の記事の方を見てもらいたいと思うし、学問興隆や世間での学問知識の流布という観点でも後者の記事の方を見てもらいたいと思う。音楽関連の活動・「音楽館ブログ」記事のうちでは、2015年に「某サイト投稿者」に関して書いた記事が「メタル 作曲」とか某バンド名(その記事内で一度比較程度に名前を引き合いに出したにすぎず瑣末)といったワードで最も多くのアクセス数を稼いでいたが、これらの検索ワードでその記事が検索結果上位に出たところで、検索ユーザーの満足を得させられようも無い(about 1 PV per 1 UUという惨状)し、ブログ執筆者も「当てが外れた・不公平のこと・期待される検索ワードと無関係」と思うので、誰もGoogleの仕様を喜ばない。この「顛倒・あべこべ」なGoogle検索結果や、ブログ読者の動向のままでは、私のブログが世間の役に立つことは決して無かろう。”

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  3. 英語圏サイト https://www.peggyktc.com/2019/12/blogger-update-mobile-friendly-posts-themes.html でいうような2019年9月の管理画面の更新–アップデート update が、私には2020年5月11日にあった。これはWordpress.comのUIが意識されたようないくつかの特徴を見出せるが、これについて言及しない。今回に報告したいことは、アンカー anchor で余計な情報(本文当該箇所における赤文字の範囲、文字列)が入らなくなったり、「リンクを挿入またはは2020年5月11日にあった。これはWordpress.comのUIが意識されたようないくつかの特徴を見出せるが、これについて言及しない。今回に報告したいことは、アンカー anchor で余計な情報(本文当該箇所における赤文字の範囲、文字列)が入らなくなったことである。これは好ましい変更である。この件には、「リンクを挿入または編集」のボタンから「アンカーを作成/編集」という項目が出来たことも関連する。

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  4. 2021年7月現在も「筋合い」で検索すると存在しない商品名の偽通販サイトや真っ当な海外サイトの偽装版とか謎の海外ドメインのサイトが検索結果の上位20件以内に5件以上もかかる、Googleの低劣さ。
    「SEOポイズニング」と呼ばれている。
    商品のカテゴリとか品番から無意味な名前が多いと明らかに存在しない商品であったり、普通に通販実績の無い真っ当なサイトならば通販ページらしきものがあるとおかしいとか、人工知能が判断する能力が無い。
    詐欺とかの被害に私が遭うわけもないし、ほとんどアクセスもしないので、「単純に検索の邪魔」と私は言いたい。

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  5. 2018年以降の世間での説明の例
    2018.01.25 詐欺サイトもSEO対策の時代!? 架空ネットショップがGoogle上位に
    https://www.capa.co.jp/archives/20295

    2019/02/15 改竄(改ざん)されたWebサイトの危険性①
    https://www.daj.jp/security_reports/190215_1/

    2020/10/12 ホームページのタイトル記載が全く繋がりのないものになっている。
    https://support.google.com/business/thread/76409968/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB%E8%A8%98%E8%BC%89%E3%81%8C%E5%85%A8%E3%81%8F%E7%B9%8B%E3%81%8C%E3%82%8A%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82-%E4%B8%8B%E8%A8%98%E5%8F%82%E7%85%A7%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84?hl=ja

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    1. 「2020/10/12 ホームページのタイトル記載が全く繋がりのないものになっている。」という投稿に載る www.harajukudoubutsuen.com は怪しいドメインだが、結局、2020年にコロナ禍でホームページのドメインを手放してレンタルサーバを解約した「原宿かわいい動物園」のものであったと思う。
      その後、ポイズニング業者に乗り移られたものであろう。

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あしからず。

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