2023年5月31日水曜日

通信業の金融商品と、そのSDGs "LNOB"への整合性 〜誰もが情報通信を使えるように

クレジットカードの有無など種々の要因によって社会的弱者の排除されたインターネット通信環境が構築された現状と、社会的包摂 (social inclusion) の考えに基づく手早い改善策について、この記事で記す。
The Sustainable Development Goals, SDGs (持続可能な開発目標) が17あるうちの、SDG 1 "No poverty", 3 "Good health and well-being", 4 "Quality education", 9 "Industry, Innovation and Infrastructure", 10 "Reduced inequality"を志向している。

「通信業の金融商品」は分かりづらいかもしれない。
「金融商品 (financial instrument)」という表現は、「金融商品性」や、「商品の背後にある金融性(便宜的な造語: financiality)」を意味している。
「通信業」は、電気通信産業または業界 (telecommunications industry, この場合に telecommunication は電話やインターネットなど色々な形態を含んでいるために複数形にされている)を意味している。
「スマホ決済アプリで作るローン(dスマホローンなど)」、「スマホでポイ活、ポイント資産運用や投資」といったものではない。
インフラストラクチャー、ライフライン、コモディティなど多くの切り口はあるが、月額の通信料金のプランを組んで契約させるにも、信用情報なしに無条件にさせるのか、クレジットカードを必須とするのか、条件の有無が分かれてくる。
その点の背景や契約の形態も、「2年契約と債務」という観点で後述する。
「金融商品」は、ほかに、「経営戦略」という呼び方に変えることもできる。


イメージ画像(英語ばかりで不親切のそしりを免れないが、私が今の社会で生き残るのに必要な実践法) 



クレカ、割賦販売、信用情報と審査

情報通信技術の利用は、それに適した機器(端末)と設備が必要になるが、昔から高額なものとして認識されており、一昔前までは贅沢品の側面で理解されることが多かった。
固定及び携帯の電話機でさえ、社会的弱者においては、個人で所有するよりも公衆電話利用とか、家族や知人から貸してもらうとか、初期投資の低い手段を優先的に利用することが正しいと思うことを強いられる人も多かった。

クレカ持ちの人は、情報端末の購入に分割払いができるだけでも家計が大助かりである。
そこに、NTTドコモの月々サポート(たとえばhome 5G のルーターの端末代金が実質無料になる)のような施策を駆使することで、新規契約や端末購入に、ほとんど負担がない。
一方、クレカがない上で口座振替での延滞もしない、支払い能力のある人は、クレカを持っていない、作ったこともない(スーパーホワイト)というだけで社会的に支払い能力が無いと思われがちだし、通信料金の支払いにクレカ払いのみ可能な回線(GMOとくとくBB、カシモなどのWiMAX)はそもそも契約できない。
ここまで格差が大きい。

おそらく、長年、ドコモの携帯電話の料金を延滞していない人であっても、ドコモオンラインショップの分割払い(割賦販売)の審査をされると、クレカに関連した尺度しか適用しないはずである。
クレカを作るわけでもないのに?
つまり、年収(何らかの期間の給与もしくは手取り金)とか職業(勤務先)とか勤続年数とかが信用情報機関全般にとって信頼性の高いものかどうかと、個別の信用情報機関(CICなど)に延滞の記録がないか、などが挙げられる。
彼らドコモ内で、ローカルな顧客のデータを閲覧してそちらにウェイトをかけてみよう、最優先にしてみよう、とはならないはずである。
※筆者はまだドコモ端末購入の分割払いの申し込みをしたことがない(今後、試す予定)立場であり、この点で確実なことは言えない。後で、試したら、記事末尾に追記する。一般的な情報源では、10万円以上の単価の商品で、審査の難易度が上がるということが言われている。ミドルレンジの比較的新しい機種くらい(商品単価7万円以下)ならば、私でも勝算があると思う。

たぶん、オンラインショップ部門と、通信料金(ある意味、家賃債務と同じようなもの)管理部門が、同じグループ会社もしくは同じ会社の中の別々のもので相互に閲覧するには障壁がある、とかと彼らが反論することもできる。
そりゃ、分業化で、外部の信用情報機関に頼るのも当たり前だわ。
独自にdカードというクレカを提供してもいるのだし、ワケレルとこ分けましょ。
「審査の内容や基準について顧客に答えることはしない」、これが普通の態度であり、それだけ言われれば「ありがとう(あっそう)」というもの。

そこで、クレカを持っていない上で金銭管理能力の低い人(その多くは収入に対して嗜癖性薬物や刹那的な娯楽に多めの支出をする者)はどうなるか?
そういう人にとっては高額な端末代金の分割払いでさえ、負担であり、一括払いは現実的でない。
彼らはいくらかの情報通信について、一生利用できないと諦める、その上、酸っぱいリンゴの思いをするしかない。
地面を這いつくばる者には高い壁がそびえるのに対し、走り高跳びの選手には平らな道がある…、それほど不似合いな光景が浮かんでくる。
前者にとっては小学校の体育授業で使うハードルさえ、「くぐる」くらいしか通過できなかろうに…、おお、闇金だの、アリバイ会社とやらがあるではないか。
経済的格差を是認して「情報弱者」が生まれる構造に、一つの柱を設けて貢献しているのが、通信業の主流である。

光ファイバーとWiMAX系のうちで、僅かに、月額料金に口座振替ができることで社会的弱者の受け皿になっているものもある。
それらは決して通信料金が最安値を争うというものではない。
なにせ、収入と雇用形態の不安定な層、金銭管理能力の高くない人、身近な助けの少ない人などが利用する割合が高いから、その分、家賃でいう保証会社の保証料みたいなものが乗っかってリスクヘッジにしているのであろう。
顧客の料金延滞に対する取り立ては、債務回収会社とか債権回収会社(サービサー)へ、通信事業者が有償で委任しているはずである。
たとえば鈴木康之法律事務所というのが、NTTドコモ、ソフトバンク、ビッグローブ(釧路の生活保護受給者Nが2017年に動画で報告したことがある)から委託されている、と見られる。
今だと株式会社がサービサーのイメージだが、「債権管理回収業に関する特別措置法」が出る以前は弁護士法のみ根拠法があり、弁護士法人のみがサービサーだったようである。
ここは着手金0で、実際に回収がされてから報酬を支払うとかとのことである。
ニッテレ債権回収株式会社については、ドコモだとdカードというクレカの事業(分社化していない様子、どこ部署?)のために委託されており、通信事業のためには委託されていない。

2023年5月時点で、ドコモ home 5G のルーターHR01がドコモオンラインショップで在庫切れ、「入荷予定: 未定」、「購入できません」とある。
この際、「販売終了」にでもしたら?
3万円台の一括払いでも高いところを、今は7万円台のHR02しか、ドコモオンラインショップでの取り扱いがない。
口座振替のできるドコモ home 5G プランでさえも、この現状において、すでに金銭管理のできるスーパーホワイト低額所得者の選択肢から外された。
一般論としても、一人暮らしワンルームマンションでの普通の用途では、HR02だとオーバースペックになり、結局は光回線工事を検討する人も現れかねない。





キャッシュバックへのこだわりは謎

主に光回線の契約の後でキャッシュバックを受け取れる、というサービスや代理店があったりする。
むしろ、これは多数派のようである。
これについて、トラブルで受け取れなかったというケースや、分かりづらいという評判が頻繁に聞かれている。
具体的には、利用開始から12ヶ月となる1ヶ月前に、光回線を繋いだ際に新設されたメールアドレス宛にのみキャッシュバックの案内メールが来ていたから期限までにキャッシュバックの申し込みができなかった、というものである。

キャッシュバック特典は、「ケアレスミス自己責任」で損失回避を図る「現金やポイントもらえますよ的な、うまい話」商法の典型例である。
顧客の中には「よこせるもんならよこしてみな」という怖いもの見たさで挑んだ人もいるかもしれない。
私は「冬行動(2021年11月から2022年10月まで)」開始前から、そういう思考のゴミになりそうな「説明だけで想像しづらい不明瞭さ、時間的に後にされることからの不確実性がいくらかある、ギャンブルじみたもの」を避けている。
スマートに、必要なものをローコストまたはローリスクで探すことが最優先であると分かっていた。
単価が低い限り、不確実性の箱(びっくり箱、パンドラの箱)を開いて中身を調べたくもなるが、高単価な商品であれば「やってみよう」の気持ちよりも、考えられる中程度から最大限までの範囲の損失を忌避する気持ちを優先する。

光回線およびそれ以外の通信契約で、「解約違約金」とか「解約金」というのがある。
これが高額らしい。
ほかの位置づけで言えば、顧客の債務不履行に対する損害賠償にも相当する。
同様のものに、工事費の残債(ざんさい、分割払いの不履行の残り分)というのもある。
その補償または保証(負担)を、なぜか乗り換え先の事業者が行うという不思議な現象が、キャッシュバック習慣化の原因のようである。
携帯電話大手MNOが3社体制だったころ、解約金ビジネス(2年縛り問題、中途解約金)の是正が総務省あたりから求められ、今までに多少は改善されていたろう?
ほかの回線契約の形態における、解約金ビジネス是正の遅れは、どうにもならない?

「キャッシュバックをどうあっても受けてもらいたいという代理店さまもいるんですぅ」、という声もある。
ヒカリク(エヌリンクス) - "ドコモ光×NNコミュニケーションズのキャッシュバックキャンペーン!代理店としての評判口コミは?". section "実際にNNコミュニケーションズのオフィスに訪問してみた".
https://ieagent.jp/liveli/docomo-nn
もしKDDIから頻繁に表彰されているなどといった評判の良さがあれば、それはそれで「普通は損失になるお金あげに、セットで行うと相乗効果の高い案内の良さ」の懇切丁寧のビジネスモデルが評価されるものもあるのかもしれないが、はたから見るとまどろっこしいものである。

何か、回線契約キャッシュバックの歴史や、国際的な事例の比較までしてみようか?
私の通信環境が正常化してから、調査してもよいが、いつになるかね。

とりあえず、手間も時間も煩雑さもあるキャッシュバックには、ごく限られた人にしか恩恵がないと思う。
高単価な傾向もある、金融商品としての通信業の手法には、注意してもらいたい。





そもそも論、「通信金融」という考え方

不動産の賃貸借契約の普通借家契約というものは、契約期間が2年間というものがほとんどである。
根拠法となる借地借家法26条ないし37条に、そのような定めはない(反対に、"第二十九条 期間を一年未満とする建物の賃貸借は、期間の定めがない建物の賃貸借とみなす"、という下限の指定ならばある)ので、不動産業界の慣行と見られる。

くしくも、光回線、モバイルWi-Fi、携帯電話など、通話と通信の契約でも2年間が多いが、これも業界の慣行であろう。
※「ポケットWiFi」はソフトバンク社が販売・提供するモバイルWiFiルーターの登録商標とされるが、モバイルWifiのサービス全般で一般名詞として使われる場合がある。
このあたりの歴史や国際的な事例の比較も、一般的には見られていない。
とはいえ、「解約金」の元凶は、実際に「n 年使う契約を月ごとに分割した回数(n x 12、2年ならば24回)でローンを組んで返済してね」という構図が曖昧にされた上で浮上してくるものではないか、と私は考えている。
賃貸物件、電気通信といった、公共性の高いものはクレカ以外の対応もそれなりにされており、口座振替や送金、窓口支払いでも返済できるようにした業者もいるから、なおさら、「月額料金は本来ローンなのだ」という観点が外されやすい。
月々の支払い(返済)の滞ったときの延滞料金や利息は、遅延損害金などと呼ばれることがある。

賃貸の大家業も通信業も、最初からポンと2年分のまとまった金を出されると運用がラクかもしれないが、人間、あるとある分、使ってしまう心理(計画性の逆で刹那的な心理)もあるし、メリハリが必要である。
一方、顧客は一度に大金をはたきたくない。
双方の大多数がこの考えとなったときが、過去にあったのか定かでないが、現在の定着した2年の契約期間と月々の支払いと損害金(解約金)みたいなものの構図には、この起源があるものと私は分析している。

通信業も賃貸界隈も、結局は金融商品のごく身近な例であり、そこに債務者と債権者、借主と貸主みたいなものが発生するのは当然のことと考えて注意したい。





その他

ドコモ「いつでもカエドキプログラム」といった、スマートフォンのほぼサブスクなもの(KDDI au, ソフトバンクにも同様のものあり)も、ウィンウィンよりは企業倫理の考えが強い。
※一般的には、クルマ、車、自動車の「残価設定ローン」、「残価設定型クレジット(残クレ)」に比較されている。
この施策については一般の情報源に説明を譲るが、一定期間の分割払いの途中(24回、24ヶ月目、約2年)で「返却」をするか否かの選択が求められている。
返却後は国内外の中古市場に横流し、と見られている。
返却しない場合、残価と呼ばれる残債を支払う、というのが本来的な視点である。

Nuro wireless 5G というのは、ルーターが無料レンタルできて初期費用が安いから好まれそうだが、2023年5月時点で機器損害金(61,500円)という仕組みがあり、人によって大損する可能性もある。
こんな金額になりますかね?
もしかするとウン万円するルーター本体を借金で買って2年分の利息か遅延損害金が付いた金額よりも、高く思えるほど。
ギャンブル負け組のあぶく銭で稼ぐビジネスに見えてならない。
損害金ビジネスで、実際に請求されるのかどうかは実例が聞かれていないので定かでないが、私としては極力、避けたい。





ちょっとした提案

社会的地位が低いか、収入が不安定であるか、貯蓄が最低限のみという弱者が、無理して通信契約した場合、高確率で延滞するリスクが予想される。
何せ、貪欲な金融じみた通信業の手法が多くて「説明不足、聞いてなかった案件」の被害者になる可能性も、ギャンブルじみたことを好む心理の強さも、彼らには多い。
今回、私が提案したいのは、一定以上の価格の端末一括払いで通信契約をした人に、初月と翌月の通信料金および事務手数料の免除をする弱者救済型プランである。 区分としては、携帯電話移動通信でも、光回線でも、WiMAXでもなんでもよい。
一括払いの価格の要件としては、ホームルーターにして20,000円以上、スマートフォンにして35,000円以上などである。
一旦、通信事業者が費用の徴収をしているわけだから、名目としての手数料とかは0円にしても、何ら差し支えはないはずである。
彼らが金融のモラル(モラルハザードの考えの基礎や、財政規律みたいなもの)とかを盾にして楯突いてこなければ、ね。

これなら、少なくとも、私としては助かる。
シンプルで説明の煩雑さも減ったものであれば、知能の低い人や注意欠如の人でも見通しを立てやすくなり、親切である。
弱者たちにおいては、負のスパイラル、つまり借金地獄に相当する多重債務の渦を、回避しやすくなる。
ハイエナや猟犬みたいな…、と言うと潜入感だとの謗りを免れないが、債権回収の必要性も減る。
加えて、商品単価が据え置きなので、企業倫理「単価を上げる、品質を上げる、単価と品質の好循環(後半は必ずしも履行されず、ただのボッタクリになっていることもしばしば)」を妨げたりもしない。
分割払いで実質無料とか、キャッシュバックとかいう謎システム systema enigmatica がまかり通るならば、これも可能のはずだが、いかがか?







起草日:2023年5月3日

情報インフラの界隈が「誰ひとり取り残さない "No one left behind", "No one will be left behind" or "Leave No One Behind" LNOB」ということを主張して久しい昨今、確かにワイファイ (WiFi, Wi-Fi) を町中で利用しやすかったりすることがその現れとも言える。
しかし、私が広く詳細に業界から市井まで見ると、必ずしも万人に受け入れられるものとは思えない。
私は、Z世代の端くれというか、3歳でPCを操り、小学生のときからインターネット住民だった。
その私としては、何も、「みんながツイッター等のSNSを利用して民主主義を進めよう」などと考えていない(2020年に同じく、依然としてインターネットの大多数は扇情主義が強かったり、ジャンクな言論をする程度であり、直接民主制のためにならない)。
フィンテック (FinTech) というか、便利なものをもっと活用しやすくなってほしい、とは思っている。
スマホアプリでのコード決済、スマホ搭載ICチップでのNFC決済や、ネットバンキングでの送金も本当に便利であり、サイバー攻撃の対策さえあれば、防犯上も治安上も改善に繋がるものと私は思っている。
クレジットカードを作っていない私にとって、翌月末に支払いを回せるのは、唯一、ドコモのd払いの電話料金合算払い(メルペイやファミペイの後払いは、翌月上旬や下旬)であり、これが使えるか否かで実生活の可動範囲が著しく変わってくる。
電子決済がスマホアプリと紐付けられているか、そのものである場合、1ヶ月毎に利用金額が視覚化されるので、手軽な個人財務管理 (personal financial management, PFM) の要素もある。

その基盤となる電気と通信インフラの強靭化、持続可能性の追及は、私が長年、望んでいることである。
ただし、子どもたちには、金融経済教育とやら以上に、クリティカルシンキングを身に着けさせ、西洋的に合理的な道徳教育(法律ベース)をしてほしいとは思う。

デジタル格差 (digital divide) ということに関して、私は貧富の差(経済的格差)、年齢差(世代間格差)を意図していた。
性差、ジェンダーギャップ (gender gap or inequality) を指摘する声 (1, 2) もあるが、先進国と発展途上国では次元が違う。
先進国の国内に対しては、幼児期教育、人格形成期における養育者(両親など)や社会からのジェンダーロールの期待によって身体的性の男女のアンコンシャスバイアスが植え込まれたり、学歴を問わず求職者でも求人者でも女性が技術職を志望したがらないとか女性を採用したがらない、ということが指摘されていた。
発展途上国の場合、そもそもが女性と女児が情報機器に触れる機会を得られないことが多い、などということが指摘されていた。
なぜコンピューター (computor, computing) や情報通信にジェンダー問題を取り入れねばならないかというと、こういう論調がされていた:
顔認識とかいろいろな技術や製品で女性が使いづらい、不利になるという結果が報告されているから、できる限りすべての人に親切で使いやすい製品(ユニバーサルデザインと同様)を届けるためにも、人種や性別の多様性がエンジニアやプログラマーの現場に必要だ、と。



さて、ここ数年のトレンドが、賃金と物価、さまざまなものの「単価上げ」である。
例えば、人々が望むからと、安心な街づくりや住環境の整備は、それをしっかりやろうとすると、
「防災性とセキュリティを上げるために、古い設備を撤去しよう。改修しよう。新しい設備の整備をしよう」、
「そのために新しい技術開発の投資と生産技術の向上などもしよう」と条件が増えてしまい、
人手もいくらかの領域で増やすか、整理し(いわゆるリストラ)、旧来のスキルの更新(リスキリング)などせねばならない。
メンタルヘルスを重んじる、余暇を増やすなどといって労働生産性の向上を図るのも、同じこと。
こういうことに財政出動(税金税収と国債からの補助金給付や貸付)したり、内部留保や資産の放出がされたり、人手不足を招くなどで、どうしても単価上げになってしまう。
それがまた、上流の人たちのトレンドである。

本記事のタイトルに"SDGs"を引き合いに出している。
「安心な街づくりや住環境の整備」の構図は、The Sustainable Development Goals (持続可能な開発目標) が17あるうちの、SDG 1 "No poverty", 3 "Good health and well-being", 4 "Quality education", 9 "Industry, Innovation and Infrastructure", 11 "Sustainable cities and communities", 12 "Responsible consumption and production"に該当している。
私は社会的に学歴、資格、職歴が最底辺であるが、こういうことには極めて近い立場である。

この社会の風潮に乗っからないと、家計が圧迫されるなど、損失と不利益を積み重ねることになる。
意思があれば、目ざとく乗っかる方法を求めて難局を乗り越えよう。
スマートフォンなどの情報機器を買ってフル活用することは、乗っかる方法の一つである。
それが社会を動かす人たち(それ自体は決して多くない)の多数派が持っている、普通の、標準的な、スタンダードな価値観である。
それ以外は、普通からかけ離れた侮蔑の対象になっている。
小売業の電子クーポン対応アプリや電子マネーやポイントカードサービスも、結局はその整備に投資された結果として存在しており、経済的に困窮しそうな人は普段使う店でフル活用しないと、その小売業者の普通に設定された小売価格の余剰分が回収できなくなる。
小売業は、会員サービスのない店、会員サービスで現金のみお得になる現金主義の店、それに加えて申し訳程度にキャッシュレス決済も対応した店、キャッシュレスが断然オトクになる店、それぞれが自他の比較をして差別化路線を取っているところが鮮明なので、選びようもない場所に住んでいれば、そこでの方法を取らざるを得ない。
※「時短重視だから、手軽さ重視だから」という人も、現金と任意のキャッシュレス決済の、どれがスピーディかは人によりけり、相手の店のレジの仕組みによりけり。

この社会は、それのできない層を蹴落としてしまう悲惨な構図を生み出しかねないので、SDGsの「誰ひとり取り残さない LNOB」ということをことさらに言うようになった。
企業の CSR とかね。
確かに、サービスを懇切丁寧に案内して「ご判断はお客様にお任せします(ちゃんと説明したから後は自己責任だ)」というスタイルは、よく見かける。
不親切な社会になるかどうか、それは社会側が勝手にすべくしてし、なるべくしてなるので、どうでも構わない。
弱者の立場で私は、くれぐれも自殺しないために、この理論武装と実践を続けている。
生活保護の住宅扶助費は、現実、最低生活に必要だという専有面積(i.e., 最低居住面積水準)25平米 (25 m2) 以上の部屋に住むのに必要な金額の設定になっていない現状で、金額が上がることはないなど、社会的な課題が多い。
単価上げの裏で、意思があれば、流れを読みつつ、ジャーナリストとしては社会正義の実現に必要な露払いを提示している。





追記:2023年6月2日

6月2日、私は「クレカなしクレヒスなし」でスマートフォン分割払いなどの審査を試した。
3分足らずで審査を通過したようである。
当日の日記メモより引用:

H時M分、ドコモオンラインショップでSharp シャープ社のAquos sense7 SH-53C 分割払いの申し込みをした。詳細には、毎月1,506円(初回は1,520円)を払い、36ヶ月で54,230円を完済するもの。9時32分に「購入履歴(お申込み履歴)」というのを見ると、「出荷作業待ち」になっていた。一般的な情報源によれば、これで審査は通っているそうである。本当だとすれば、ものの3分足らずか?今後の料金発生が気になる。詳細ページのPDFの一つ「毎月のお支払額・解約に伴うお支払額のご案内」によれば、8月分の携帯電話料金に初回の1,520円が上乗せされる。もしそうであれば、9月末に初回分を支払うことになる。

ドコモオンラインショップには、今の期間に5,500円割引クーポンがもらえるキャンペーンの存在を後から知ったが、「※ahamoご契約のお客様はご利用いただけません。」とのことなので、現在 ahamo 利用中の私(ある時期までは docomo「はじめてスマホプラン」)は、獲得しても関係ない。



追記:2023年6月5日

わけあって渋谷周辺に用があり、ついでに青山一丁目駅まで青山通りを歩いて移動したが、「すべての人にインターネット GMO」ですって。
このフレーズ (英語: Internet for everyone) を初めて見聞きした。
ラ・ポルト青山の建物の屋上看板と、青山山崎ビルの看板の、計2か所であり、広告枠?
GMOインターネットグループ株式会社の本社は渋谷区にあるが、この界隈(地名の青山は正式に港区だが渋谷区内にも青山通りがあって名乗る個別施設多数)に所在するのではなく、桜丘町、道玄坂など西の方(JR山手線の外側)である。



追記:2023年7月n日

Home 5G







2023年4月29日土曜日

新しい混浴「だれでも温泉」、ユニバーサルデザイン SDGs

強欲な温泉開発による源泉枯渇の苦悩が全国に広がる中、福岡県筑紫野市の特定旅館の件で日本の温泉は「ドル箱」からオワコンの棺桶に進み始めた。
コロナ禍以前の「外国人タトゥーへの排除ルール問題」でさえ、日本の温泉や銭湯の業界は改善を求められていた。
カルチャーギャップの解決に関しては、平等を謳う現代社会の中で重要である。
さらに、いわゆる安全神話と性善説というものが、年々、日本国内から失われてゆく中で、回転寿司店の客の行為に端を発する「客のマナー違反行為」への不安が、温泉業界にも言えなくはない。
2022年、銭湯の女子更衣室に、悪意のある男が、女を使わせて盗撮目的のカメラを設置する事案もあった。
客による悪事はもとより、店による悪事としても、福岡県筑紫野市の特定旅館の安全管理上の問題と虚偽報告の方法が、他のところでも行われうる。
もともと、オストメイト(人工肛門、人工膀胱、ストーマ用装具をつけている)など自身の身体的特徴から人目を気にする人や、衛生面で敏感な人は、公衆浴場やプール施設を使いたがらないことと私は察するが、これらの事案から、日本人のかなりの人の間で、公衆浴場やプール施設の利用について、忌避せずとも最大限警戒する心理が生まれたに違いない。

私もおそらくは後天的なHSPのようなもので、そうそう公衆プールなどを利用したいと思わない(アイススケート場はよい)。
そもそも温泉であれ、沸かし湯であれ、私自身、個人的な娯楽で利用するつもりも、何か複数人で遊びに行くつもりも、湯治で利用するつもりも無かったりする。
また、最低限度の生活水準に、どうしてもバスルームが必要だと思い、部屋探しでは当然、3点ユニットバス(一般的には嫌われる種類のバスルーム)くらい備わっているものを求めた。
風呂なし物件に住んで日常的に銭湯を使うというのは、「裸の付き合い」とやらを上乗せしてそこに天秤が傾かない限り、ランニングコストもかかるし、洗濯桶での手洗い洗濯さえしづらくなってしまうので好ましくない。



今回は、日本の温泉業界のオワコン化を遅らせるために、できる限り多くの人が安心して利用しやすい、新時代の混浴風呂を提案する。
ドル箱が棺桶に変わりつつある現状、早い段階で「あらゆる人を乗せられる大きな船」に変わるものが1つでもあれば、まずは応援したい。


※記事投稿日現在、「日記メモなど投稿不能方針」下にある。


新時代の混浴風呂の提案:

・主役の天然温泉や露天風呂などを混浴にし、LGBT 特にトランスジェンダーに不親切な男女差別式(男湯、女湯を分ける性差別)からの転換を果たす
;バスタオル必須かと思われそうだが、化学的に安定な材質(幅広い泉質に対応した耐熱性、耐水性、耐薬品性)の水着などを推奨する方式。義務化でよいくらい。温水プールとノリは近いが、遊泳禁止。
;水着の着用について、参考までに記したいことがある。近年だと、小学校などで体型の目立たない水着やユニセックスデザインの水着が授業で着用されることが認められてきている。授業の目的を遂行するのに差し障りがない限り多様な水着を認めることは、一種の合理化である。男女の区別のしやすいものは、学校教育現場においてすら、ナンセンスになりつつある。体型の目立たない水着が買いやすくなれば、オストメイトも公衆浴場、プールをもっと利用しやすくなる。「締め付ける水着で入浴するのは楽しくない」といった感覚は、ジェンダーレスでコンフォートな水着である限り、薄れると思う。全裸での入浴にこだわる人は、個人用、世帯用(家族、ファミリー向け)または貸し切りにして。

・会員制だと、いたずらの監視などを目的に、利用状況が管理しやすい

・水着必須にした上で、浴場部分(プール部分)などで、防犯目的の監視カメラ設置を徹底する
;大多数の人は、水着の状態で監視カメラがあっても、気にすることはない。

・シャワーはパーテーションによるブース、またはシャワールーム
;男性100人以上を収容する生活保護更生施設の2つを私は見たが、そこでは、入浴の場所が大浴場であり、それ以外の選択肢がないものの、シャワーの両手にパーテーションがあった。後ろはガラ空き、前は壁になる。30人未満の宿泊施設のほうは、少人数だからか定かでないが、シャワー周りにパーテーションが無かった。シャワーさえ利用したがらない人がいては衛生上の懸念など、施設の運営に支障が出てしまう。宿泊施設では、誰も浴場を利用する者がいないときに浴場を利用したいという者が何人かいた。
;水垢などの掃除の手間あり。人手によっても、技術によっても、解決(ソリューション)に金がかかりそうなのは、ネックになる。



2022年12月26日21時29分 撮影動画のフレーム2つ。
30人未満の宿泊施設(生活保護)の浴室で、パーテーションなし。





ユニバーサルで、リベラルな温泉なので、業界関係者は嫌悪しそうである。
彼らの心理的なウェイトは、「おもてなし」とされる独特なビジネススタイルにあり、顧客の多様性への配慮とその応援は二の次である、としてコロナ禍以前から批判を受けてきた。
タトゥー排除は、その槍玉に上げられていた。
本当にホスピタリティとしてのおもてなしをするならば、やはり時代のニーズや民主的努力を蔑ろにはできない、と私は思っている。

おそらく料金が高いし、ホテルや旅館であれば宿泊費に上乗せされる。
そもそもが、単体の温泉施設のようなものが、小回りがきくので、やりやすい。
センスのある異業種の事業者が、強い投資の意図で新設する、とかでないと始まらなさそうなことである。
だいたい私の提案は、未来学的なので、メタファッション記事のいくらかのことと同じく、遅かれ早かれ実現されることを予見したものである。
つまり、私が実現させようとするものではない。
実現の例があったところで、普及や定着までするということではないが、私としては普及してもらいたい。
過去、エデンの園に比較されるような裸ん坊でどうのこうの、というのは、現代に通じるなどと私は思っていないので、海外の先進諸国に事例がありそうだと思っている。

公衆浴場 (public bathing) の温水プール化。

福島県いわき市、スパリゾートハワイアンズは、ノーコメント。

ハンガリーの首都ブダペストに点在する、オスマントルコ様式の背景を持つ施設を模倣することを推奨していないが、参考までに。
それらは、天然の湧出温泉プールであり、水着必須。
https://en.wikipedia.org/wiki/Category:Thermal_baths_in_Budapest (Rudas fürdő など)



私がトランスジェンダー女性だからといって女湯に入りたいとか、そういう話をしたいのではない、とお分かりいただけただろうか?
セキュリティに優れたものでやらないと、結局は例の盗撮事件の手法、その他のマナー違反行為が横行しやすくなり、治安上もよくないから、「誰でも温泉」とか「誰でも銭湯」というラベルのもとに具体的なモデルを提案した。
この具体的なモデルのみならず、「できる限り多くの人が安心して利用しやすい、新時代の混浴風呂」を追求することが広まってほしい。
オストメイトなどの身体的特徴から、自身への人目を気にする人たちのことも考えてあげて。



備考

トイレ(WC, 化粧室)に関しても、いくらかの人たちが、座って用を足す便所(便座、大便器)を利用したいのに、または、鏡を見たり、手を洗いたいのに、男女分けをされると、旧来からのジェンダー観によって悩まされてしまう。
※以前も記録したが、某コンビニで男性外見人物が男子トイレの混雑時、店員から、女子トイレに入ることを許されていた。そこまでは普通のことである。
身体的性別とは他方のトイレ領域に入ると、それだけで不審者としてマークされることは好ましくない。
ちなみに私は、小便器(立って用を足す便器)を利用したいと思わない。

合理的配慮ということで、任意の自治体は、オールジェンダートイレを、公共施設に設置することを検討している。
最終的に小便器のないトイレルームのジェンダー区分(いわゆる女子トイレ、女性トイレに相当する)を廃止するところまで進むかは、見透せない。
※今年、竣工して開業した「東急歌舞伎町ビル」というもので、「ジェンダーレストイレ」の名で同様の方法がすでに行われているとのこと。
今どきだと、男子トイレでもサニタリーボックスを置く声が強いし、ジェンダーレス気味である。
ひとまず、アンコンシャスバイアスが無くなるとよいのだがね。
法律「公共の福祉」に反する悪いことをしたら悪い、それだけのこと。

※現実、今の街中では、ふつうに痰を吐き散らす男性外見人物が多い。既婚に見える(ただしみすぼらしい)人が、女性外見人物と雑談して歩きながら塀に唾を吐く、という光景すら見られてしまう。「女性の権利」というよりは、やはりただ単に、そういう公共の福祉とか公序良俗に反する行為が嫌なだけである人は、身体的性別に関係なくいる。そいじゃ、しばらく私は、トランスジェンダー女性として生きるね。

公衆浴場にしても公衆トイレにしても、いつの日かジェンダーレスが定着した場合、「衛生的、高額、気にする人用」、「不衛生、低額、気にしない人用」のような棲み分けがされるかもしれない。
その新しい分断と社会的変化と価格転嫁のせめぎ合いで、孤立する人が増えてもアレだから、慎重さが求められている。



性犯罪などを防ぐセキュリティとともに、便利さを保ちたければ、「気にする人用トイレ」に近距離無線通信 NFC のうち、ISO/IEC 15693みたいな長めの距離で利用可能なものを採用し、利用者の個人情報管理を厳格かつスピーディに行う方法を私は考えている。
将来、スマートフォンやマイクロチップに搭載するRFIDで「長めNFC」が普及してからの想定である。
「長めNFC」RFID搭載端末(人体に埋め込むマイクロチップ推奨)に、「気にする人用トイレ」利用者情報を入れることが求められる?
高速道路のETCや駅の改札みたいなフリーゲートシステムの改良版ということで、漏れそうな人でも支障なく通過できる。
これならば、私みたいにリベラルで、ニュートラルで、メトロセクシャルで、未来志向で、技術に理解のある人たちがトイレやお手洗いの目的を正しく行いやすい。






起草日: 2023年3月4日

常々、思うが、世間の物事について「好きにやられていればいいが、現に苦痛に思う人、弱き者の心情を考慮できないで運用される限り、上下左右の人々の離散の方向にしかならない」と私は確信している。
特に、現代ほど情報の入手の幅が上流も下流も互いの声を含めてあまり変わらないものとして広ければ、感受性の高い人は、多くの種類の同情の心を抱くことになる。
私としては、それであっても大した意味を感じなくなりつつある。
やるべきことが多すぎており、それでもライフワークだからと記事を書いている。


軽く次回予告になるが、こういう最近の日常生活の感情から、値上げ、単価上げということも好きにされればよいと思っている。
鉄道オワコン化記事のほうで、ホームドアの賛否を記したが、ホームドア設置とか警備強化とかも、ダイレクトに価格転嫁、単価上げに繋がるものである。
人々年々センシティブ、エフォートレス、かつヘヴィマネジメントだから、多くの人の安心な生活に、こういう価格転嫁の伴う対応は不可避である。
一方で、少数は、昔と同じで「危険性」を気にしないから、「余計なこと、神経質だ、価格下げろ」と感じてしまう。
通信業の金融性ということで、通信業に消費者科学のメスを入れる。
情報通信技術は、特に弱者取り残しのおそれがあり、次回の記事ではその一因として疑わしい点を闡明する。


2023年3月31日金曜日

昔のような大家さんは消えた?茅ヶ崎殺人に見る不動産投資と分業化の確立

いわゆる大家さんは、不動産投資ビジネスの色が強いと「オーナーさま」と呼ばれやすい。
カタカナ語の語源である owner という英語の語句の意味から言い直すと、資産としての賃貸物件を持っている/所有している (to own) のみ。
命を預かる仕事としての側面は、管理会社のものとなっているのだ…、と言っても過言ではない。

「貸主(かしぬし、賃貸人ともいう)」は、オーナーが貸す行為の主体であるときの呼称である。
これは、入居者が借りる行為の主体であるときの「借主(かりぬし、賃借人ともいう)」という呼称の対義語でもある。
たとえ入居者のいる物件の所有者という様態でなくても、漠然と物件を所有したり管理している雰囲気があれば、それでも「大家さん」と呼ばれがちである。

例えば、神奈川県茅ヶ崎市の住宅地に住む人が、東京都、大阪府、北海道といった日本全国各地にあるいくつかの「お部屋」を買い取って所有すれば、それらのお部屋のオーナーとなる。
さらに、賃貸物件として不動産に紹介させるよう、取引の商品にし、入居者が決まれば、入居者から見た大家さんとなる。
同時に、そのオーナーはお部屋を貸している立場でもあり、貸主ともなる。
このオーナーは、副業として不動産投資をするような、いわゆるサラリーマン大家だったりする。

神奈川県茅ヶ崎市のオーナー某甲は2022年12月20日に、所有していた賃貸物件の入居者(大阪府在住)に殺害された。
このオーナーもまた、その入居者から見ると大家さんに当たるが、オーナー本人の自覚としては儲かる副業として不動産投資をしているに過ぎないのかもしれない。
そのオーナーは、入居者の世話を管理会社に報酬つきで委託するような形で、任せている。



次に、反対の例を考えてみよう。
2016年以降のアニメ化した日常系マンガ作品の数作品でも、主人公の住むアパート物件の「大家さん」が、若い女性であり、同じ建物に住んでいて親密な関係を持つ描写が多かった。
こういうのも日本アニメ特有のノスタルジックでロマンチックな幻想のうちかと思われる。
マンガ作者とアニメ業界は、女性の社会進出やジェンダーギャップ解消を謳うよりも、先入観に対するギャップで非現実的な楽しみを読者と視聴者たちに届けたいようである。
現実社会だと、せいぜいアパートの隣にアパートと同じ苗字の表札の付いた戸建て住宅があってそこに大家さんが住んでいるケースが見られるが、これも今では管理会社に入居者の世話を任せていそうである。
そう思ったが、意外とRC造マンションの最上階とかに住んでいるケース(地主だった)も多いか。
あとは笹塚のホームレス女性殺人事件現場そばのマンションみたく、事件犯人を含む大家さんの一家が住んでいたり。
そもそも物件を手放していたりするかもしれない。

そこから改めて思うが、賃貸物件の所有は、投資の不労所得獲得(資産形成)以上のメリットがある、みたいな声が聞かれていた。
税制上では、相続税
ほかには、自分の家族(子や高齢の親など)を住まわせるにも融通がきくようである。
なんというか、家族思い?
茅ヶ崎のケースみたく、昨日まで平和に暮らしていながら、突然、面倒を見ていたはずの家族を置き去りにして先立ってしまう投資家もいる。





マンションお世話おばさん/おじさんの存在

私がさいたま市浦和区常盤の某マンションに住んでいる間で頻繁に見た、掃除などしている「お世話おばさん」は何か?
その人は、大家またはその配偶者ではなく、マンション管理会社の手配した清掃業者またはボランティアで働く住民かと思われる。
あるいは、専属の「マンション管理人」またはその配偶者か?
世話役か?
「管理組合」(大規模マンションや集合住宅群、団地のようなもの以外、今ではあまり見なくなった)との関連は?
ほか、そのマンションの1階に、住居(住戸)ではなく店舗があり、その関係者の可能性も、わずかにある。

一口に管理会社と言っても、建物全体の管理会社と、部屋のオーナーが委託している部屋の管理会社というので、分かれてくる。
※私が東京都杉並区の賃貸マンションに住んでいても、建物がA社(本社は千代田区)、部屋がB社(本社は中野区)という、異なる管理会社になっている。クレームの行き先は、共用の廊下など、いわゆる「共用部(共有部分)」が建物管理会社A社へ、一方、賃貸借契約で定義された「専有部」が賃貸管理会社B社へ、とされる。場合によっては例外もありうるか。なお、部屋のオーナーは新宿区の鉄骨造3階建て賃貸物件に住んでいる。
部屋の管理会社が、部屋のオーナーと入居者との間の(利害関係が薄いという意味で)中立的な助太刀や、修繕の専門業者の手配をするなどでの実務的な役割を負っている。

もし「お世話おばさん」が管理会社から手配された人ならば、建物のほうの管理会社かと思われる。
無論、ここでは当該お世話おばさんの立ち位置について、結論を出せない。

※私が住んでいる賃貸マンションの管理人は、日勤とされている。多くの低額な物件でも、日勤管理人。おそらく、フルタイムであり、雇用形態としては非正規雇用である。使用者(労働者の対義語)は、建物の管理会社かと思われる。





「分業化」、生活保護更生施設との比較

生活保護の更生施設も、昔は福祉行政の一部門だったが、郵政民営化に代表される負担軽減策からか、運営が社会福祉法人に委託されているし、所有もそちらであろう。
福祉事務所が入所希望の生活保護受給者を更生施設にバックアップセンターごしで紹介し、内部見学し(しない場合もある)、申し込んでから、入所となる。
この流れも、不動産仲介業に重なる。
まだ入所していない入所希望者は、更生施設への質問など口出しの権利が、見学時の面談を除き、制約されていた。
ケースワーカーなしの面談も、文通も、電話も、彼らに通用しないどころか、邪魔者扱いになる。
入所していなくて質問したい場合にどうするかというと、福祉事務所ケースワーカーへの伝言しか方法がない。
部屋探しの人は大家と管理会社への連絡ができず、口出しは不動産仲介業者を経由してのみ可能である。
また、セーフティネットの目的が強い分、スピードで異なるが、生活保護法の宿所提供施設(通称: 宿泊施設、宿泊所、寮)も福祉事務所の仲介が必須である。

民活(民間活力)で行政の負担を軽減する。





私感

以上、管見の限りではあるが、事例を挙げ、反対の仮想などを交えた。
気になることは、その時その時の賃貸物件の貸主たちのうちで、どれほどが、「基本的に借主たちと接触するスタンスでない」のか、意識調査や統計があるかどうかである。
私の状況分析では、どうも貸主、大家というものが人物像を持たず、実態不明であり、無機的なもの…、にしか映らなくなっている。
大家が有機的なのかの程度について、相関関係のありそうなものを挙げると、部屋管理の管理会社や家賃管理の保証会社に業務を委託しているかどうかが連想される。

まあ結局、虚業的な不動産投資であれ、実業的な大家業であれ、どこまでやりたいのか、何が目的なのか、人それぞれであろう。
たまたま、「2020年下半期の時点で首都圏では90%の賃貸物件が保証会社必須です」という趣旨の統計のように、分業化が変に進んだ現状があることから、そういう大家が多い
私自身、もしよくある投資家大家のステータスであれば、リスキーな資産運用は、よほどでもないと、せずに、本業と趣味と家庭のことに精神集中すると思う。
※「よくある投資家大家のステータス」とは、「小中学生のときに思い描いた高収入、安定職、妻子持ち(数人の子供が育って手間が減った)」という状態の中年か壮年、もしくは「独身貴族」である。
茅ヶ崎の特定大家はともかく、不確実なギャンブルや、学習によってその不確実性を減らしたローリスク・ローリターンの投資のことで、変に気に負いたいと思わない。
面倒な業務の委託をし(委託料を払う;保証会社に対してはビタ一文払わずに入居希望者が利用料を払う)、見返りを増やすために資材を買い漁るという不動産投資スタイルは、どう考えても薄利多売になるし、買い漁るほどギャンブル性や煩雑さが高くなる。
無論、その虚業大家をやりたくない人が多ければ、反比例で占めるパイも増えるのだろうが、この構図にはゲームじみた考えしかできなくなってしまう。
この話や学習や執筆を私ができるのは、実際に、そのステータスにないからこそ、である。
「やりたいこと、意思はあるか?」、「やるほどに負うものをかばいきる能力はあるか?」、ということで、ご利用は計画的に。





参考資料

レイビー - "不動産投資で得られる不労所得は月いくら?大家の業務についても解説!". 2022-09-07.
https://www.global-link-m.com/reib/9889/

健美家 - "家賃滞納トラブルが殺人事件に発展、茅ヶ崎の事件から大家業のリスクを再考する". 2023-01-02.
https://www.kenbiya.com/ar/ns/jiji/etc/6388.html

ライフサイクル株式会社 - "「専有部」と「共用部」の管理について". 2017-04-21.
https://life-cycle.jp/realestate/4771/

スマイノ (エヌリンクス) - "マンションの管理組合を徹底解説!理事会役員の業務は管理会社に任せられる?".
https://ieagent.jp/resale/mansion-kanrikumiai

Voyapon - "How To Rent A House or Apartment In Japan: A Comprehensive Guide To Real Estate Agencies & How Much it Costs" by Anna Toccoli. 2022-05-13.
https://voyapon.com/how-to-rent-a-house-or-apartment-in-japan/

サイバーコネクトツー - "Housing in Japan".
https://www.cc2.co.jp/recruit/?p=6024

Inside the Big Apple - "アメリカで賃貸アパートを借りる時に知っておくべき5つのポイント". 2018-08-18.
http://chloeglobe.com/america-apartment/


※記事投稿日現在、「日記メモなど投稿不能方針」下にある。








起草日: 2023年3月6日

神奈川県茅ヶ崎市のケースにより、また一段と「無職男」、特に中年以上で未婚のそれに対する社会的不寛容、社会的排除の意識が高まったと思う。
茅ヶ崎市の大家さんを殺した大阪からの犯人は、家賃滞納をしていたことで、どこかしらトラブルになっていた。
結果として、「安全なところで優雅に過ごす不動産投資オーナー」を殺すに至った、という構図である。
不動産業界でその意識が高まると、セーフティネットとしての住宅供給の間口が狭まり、凶悪犯罪者予備軍が増え、悪循環、負のスパイラルに陥りそうで、危うい。

私は愛知県豊橋市の片親の家から出てより、ついに今年3月、杉並区に移住できたので、本文にそれを記した。
私のように穏健な幽霊市民としては、北風と太陽のように、「就職しろ」の同調圧力よりも、「就職すると色々有利だからしてみては?」くらいの言い方でないと、職業パフォーマンス障害 DOP もあり、就労意欲は出づらい。

家賃滞納の無職よりも、生活保護の無職のほうが「衣服足りて礼節を知る」の可能性が高いので、改めて日本国憲法の良い部分を周知させたいと思う。
金遣いの荒い、または、紛失した(「落とした」、などなど)と主張することを含めて金銭管理能力の低い被保護者のためには、本人の同意が必要とはいえ「代理納付(福祉事務所、自治体の福祉課が所定の振込先に家賃を振込むこと)」も使えるのだから。
生活保護制度への誤解や都市伝説も、社会的な修正が求められる。
無論、制度改革と憲法改正も、遠い将来に必要である。
私としては、生活保護制度でなんとか「アパート転宅」までこぎつけたことから、結果オーライというところである。

しかし、任意の月の家賃を前月27日に振り込め(この日にちが多い理由は、給料日の多くが毎月25日であるため)というのは、それ以降の日に最初の住宅扶助費を受け取る生活保護受給者にとって、難儀してしまう。
この場合は、期日までに、振込先に指定された個人、法人(多くは管理会社)に問い合わせて事情を伝えたり、延滞扱いでも構わない気で住宅扶助費の受取日を待ったりする道になる。
支払いサイクル(投資家大家にとってのキャッシュフロー)の正常化の手段としては、倹約くらいしかない。
一般的に、1月と5月の生活保護費受け取りは、GWなどの大型連休の都合から前月下旬に早められるので、月末までに金を用意できる成功率が上がる。
そうなると、3月に入居して前家賃と4月分の家賃を支払った立場としては、4月28日に保護費を受け取り、4月27日と定められた初の家賃振込が4月30日の携帯電話料金と保護費受け取りまでに重複しないで済むため、ラッキーであった。
光熱費のほうも難なくいけそう。





3月19日、とある家賃保証会社(賃貸保証会社、家賃債務保証事業者)からのウォーターサーバー特典紹介があった。
その話は、別の動画の説明文で記される。



なんとなくインターネットで、家賃保証会社とウォーターサーバーの関係を調べたところ、目的とは外れるが、こんな読み物を見つけた。
『出て行くか、払うか──家賃保証会社の話』 作者: 0207
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885176096

内容について詳述はしないが、色々と閲覧注意である。
怖いもの見たさで、内容の細部が気に入っても気に入らなくても、数日間で、ほとんど読んでしまった。
主人公の印象には、2004年開始の某DQ3二次創作小説を重ねてしまった(第30話には作者0207氏もその原作ゲームに昔は没頭していたことが記されている;私は原作ゲーム未プレイ)。

2023年3月23日0時付で「第94話 コミックエッセイ『出ていくか、払うか 家賃保証会社の憂鬱』が3月30日に発売されます。」という投稿がされた。
著者: 鶴屋なこみん, 出版社: Kadokawa (カクヨムの運営関係), ISBN-10: 4046813059, 件の作者0207氏は原案協力に当たる。
なるほど、この作品さえも出版社方面に直に繋がっていったか。
昨今、漫画界は「原作、漫画」の合作(共作、共著)が多くなるなど分業体制が浸透し、出版業の大手は「数撃ちゃ当たる、話題の灯を絶やすな、流行の波を止めるな」という感じでISBN源泉を汲み上げまくるために幅広いテーマの作品のリリースを効率的に手掛ける体制を構築してきたところである。
この出版についても、そうして実現された中の一部かと私は見ている。
今まで私は、「この作者としては、『世界的にも稀な日本の賃貸保証業界(台湾にはないとされる)における管理(回収)担当者の思いを、数人だけでも知ってもらえたら嬉しい』、とのことだったが、『40代、独身(子無しで時間が余っていたり、結婚指輪を付けていない外見)、2010年ころからこの業界にいた』と個人の属性が判明しているとなると、もし業界関係者の多くがこの作品を見れば彼の同僚や同業他社の知り合いも見てしまい、察知されるリスクは気にしないものか?」などと感想を懐いていたから、まさかISBN付きで出版するとは思わなかった。
みなさん、急な話ですが、どちらか読んでみてはいかがでしょうか?
「キックバック」、「ロックアウト」などの業界用語も頻出するので、そちらの業界の現場を学ぶ入門として興味があれば、ね。
繰り返すが、閲覧注意。
??「老後の地獄崇拝やべー。お願いだから某殺戮人形のモデル(彼が幼少期やりこんだゲームの主人公)みたくアレフガルドでゾーマ倒した後、ビューンって消え去ってー」



2019年、フランスに逃亡していた山下さん(主に英語を話した)は、現地のコミューン「ソミュール (Saumur)」で「デポジット」というのが入居契約に含まれ、退去時にその返還を強く望んでいた。
これは、"security deposit", 日本での敷金に相当するもので、現金として返還するのは難しいこと(日本では退去修繕費に充当される)もまたフランスでのそれと共通しているはずである。
山下さんは家主「マダム」の手をはたいてまでしてデポジットを勝ち取ったが、そのまま、マダムの知り合いが手伝った引越しの代金に消えたそうである。
山下さんの次の引越し先の家主「デイビッド」は、そのマダムの知り合いの人たちから出来事を聞いて山下さんの入居を拒んだとかとのことである。
当時、国外逃亡していてステータスが普通ではない背景があるとはいえ、山下さんの事実認識をそのまま受け取れば、フランスは今でも家主とかオーナーが、入居者と接触しやすいようである(大都市部とそれ以外のほうで差がありそうだが)。

家賃保証会社というのが存在するのは、賃借人の保護を重視した借地借家法の影響で、実際に家賃滞納者が強制執行で退去するまでに明渡訴訟の裁判が時間かかったりして大家の金銭負担および心理的負担が強くなるから、督促、訴訟(名義上は原告の代理)などを請け負う家賃保証業務が形成され(業界としても独立し)、普及したとされる。
「連帯保証人(親など続柄のある近親者に指定せねばならない;漫画『カイジ』みたく友人に指定することは難しいか、虚偽を記す方法になる)」とやらも、申込書に欄があるとはいえ、今や入居審査の必須項目として機能しなくなった。
つまり、「緊急連絡先」と違って空欄で構わない。
※具体例と詳細は不明だが、保証会社利用でも連帯保証人を付けることが強いられるケースも稀にあるそうである。

連帯保証人 (joint guarantor) の仕組みを強いる契約は、諸外国の多くで存在さえしなかったと見られる。
過去、教育水準の低かったころの日本では、キャッシングや分割払いなどのローンや借金について、個人の良識と責任を信用に利用するよりも、家族関係を信用に利用するという「古い家族主義」が、連帯保証人という仕組みを定着させたものと思われる。
当然、金融経済教育とやら以前に、良識ある個人の育つ場所であれば、家族の連帯によるローン支払いが必要なことは極めて限られる(親子、兄弟で事業を起こしたいとかのケースは、連名でローンなり借金なりするというもの。もしくは資産を分かち合う)から、連帯保証人などという固定的な仕組みを定着させる必要もなかった。
今の日本だと、中途半端な個人主義と核家族化と家族関係の希薄化と少子高齢化と晩婚化の中で、90年代から賃貸保証会社が台頭し、2020年代にはビジネスとして定着した、という悲しい現実があるのかもしれない。

しかも、悲しいかな、これが遠くの物件を投資用物件として買い取る投資家オーナーが、神奈川県茅ヶ崎市で大阪府民に殺されたことの、遠因にさえ見えてくる。
スキームとしては、延滞のリスクある家賃管理の手間も、そのリスクヘッジも、分業化された専門家である家賃保証会社にオーナーが一任し(ついでに専有部分の管理も管理会社に一任し)、所有する物件から見た遠方で本業や家族の世話に没頭するような「かっこいい大家さん」が増え、そのうちの一人が殺された。
実際に茅ヶ崎の人が大阪とか北海道の物件を持つだなんて、今の分業体制の無かった時代にはできないことなので、保証会社を使っていたろう(事実確認不能なので、もし違えば申し訳ない)。
さらに言うと、保証会社によるコンプライアンス違反の悪質な取り立て(補助錠でのロックアウトなど)が2022年にも行われていて、さらには法的に正しかったとしても強制執行までことが進み、延滞客が精神的に追い詰められた経緯も想像に難くない。
海外の不動産と金融の事情は、にわかに知りがたいところがあるものの、日本とだいぶ違うのだろう。
山下さんの経験にしても、本文の参考文献のウェブページ数点にしても。
0207氏も、どこまで事実か定かでないが、89話に、彼の「知り合いの同僚、台湾人)」の話として、台湾に家賃保証会社がないことを伝えている。


冬行動: 不動産 賃貸保証会社に関する総合的な結論 with だもんで (だも豊)




既成事実として維持している業界が、急進的に消されるどころか、自然淘汰されるなどということは、高齢化した日本国で、マンネリ化が年を追って堅固になっているので、ありえない。
「(投資家オーナーのリスクヘッジのために入居者が保証料を支払うのは)おかしい、不平等だ」と思う一般消費者が多くても、変わらないのだろうね。
汗水たらして血を流して胆を嘗めて稼いだ金が惜しいとしても、涙を飲んで保証料を支払いましょう。
ちなみに、生活保護受給者は、初回保証料が福祉事務所に「転居費用」の内訳で出してもらえる。
このことからしても、ドイツを含むヨーロッパ諸国や韓国みたく、家賃の保証を行政が行うような福祉の拡充があれば、確かに賃貸保証という業界は、保証会社社員で実働部隊の0207さんも思うように「不要な存在(第49話)(または回収業務を指して「役に立たない仕事」)」となる。
セーフティネットとして重要視される公営住宅の家賃滞納リスクと管理の手間を行政が苦しむことも、そもそもないし、頭の鈍った住民も安心である。

どうも、共産党や立憲民主党などの議員が、消費者問題として家賃保証会社の問題点を整理し、法規制をしようと活動しているようである。
全国借地借家人組合連合会(略称:全借連)というのも、そういう立場のようである。
ここでその詳細を紹介しない。
その活動と逆に、不動産業界に関係する国土交通省と関わりの深い公明党は、公営住宅で保証会社を利用できるように地方議会で活動しているようである。
好きにしてほしい。
「住民、国民の声」とやらのために、私とは無関係に物事を進めてよ。
憲法の個人主義の理念と、国際比較をできれば、ほかの先進国のような「個人の自由、責任、努力と、その不足分を助ける社会福祉」中心の仕組み(生活保護の家賃代理納付が頭の鈍った人でも本人の希望を原則とするのは不合理)にいち早く切り替えることが望ましい。
また、連帯保証人の仕組みだの家賃保証会社だのは時代遅れの存在か、予備で使えればいい(つまり、全ての物件で任意利用可能なオプションにすべき;入居の必須条件ではありえない)程度のものにすることが望ましいが、停滞の著しい日本国に改善を期待することはない。

既成の業界が潰れると雇用ガー、というのは、生活保障(まずは恥ずかしがらずにハロワで失業手当なり社会福祉協議会で給付金、公的な無利子貸付金なり)と職業訓練が十分な場合、通じない話である。
それこそ日本国憲法のごとく、社会の構成員として、活用できる能力に従って行政も下っ端シャカイジン様も、不断の努力をすれば?
業界トップと幹部が精神不安定になって自殺、一家心中、一家離散になる可能性もあるが、その懸念を私が言う必要もないことである。


2023年2月28日火曜日

独立録 第1部と第2部の幕間「必要な意思、学習、準備行動の要約」

幽霊市民が社会的地位の回復を目指して独立するのに必要な意思、学習、準備行動は何か?:

・今まで、自分の、身を置いた家庭や学校といった人格形成期の閉鎖的社会と、インターネット空間で受けた精神的被害と、その時間の長さや環境について振り返り、自他の幸福(自分を中心とした広い範囲で末永く苦しみを作らない努力の維持)を追求することを決意する。
;自己精神世界の「終戦」は、この決意である。言い方に難はあるが、恐怖に屈し、怯懦にまみれた境遇から立ち上がり、平和への道を歩み始める。

・最低限、教養となる知識を学び、自国の法律(憲法など)を知る。
;「自国の法律」は、各国の国内法およびその制定の歴史的経緯(批准した条約などの国際法を含む)を指す。私にとって、日本では、日本国憲法「個人の尊厳(無差別平等に個人として尊重されること)」と、「公共の福祉」が最重要の趣旨であるとして、社会的思考の尺度にしている。ここで詳述しないが、「持続可能性、サステナビリティ」ということについても、出発点やヒントがそれらの概念に求められていると私は思っている。



上2項で、その後の行動の目標が決まり、途中にすべきことを、どこかに潜むリスクを、何かしら発生するトラブルをも、把握しやすくなる。



・身近に職業収入を得ている「専門家」は、役所(福祉事務所など)や医療機関など各所にいるので、無料でも有料でもいいから自分自身のことと社会的な制度のことを相談する。

・預貯金など金銭の余裕が許す限り、前項の相談行為のための公共交通機関の利用や、不足品調達、衣服と道具の新調などのために活用する。
;有り金を、しっかりと管理し、移動交通費や生活費や雑費として適正に使うことも学習のうちである。独立成功した後、新生活開始費用に使いすぎて家賃が払えないとか、保護費の支給タイミングが命取りになった、ということのないように。



以下からは、わたしが「独立最終行動」と呼んだものに相当する。



・できる限り都市部へ、体を壊さない最大限の荷物を持って移動するために、目的地(就職するにも、生活保護を受給するにも、ネットカフェと福祉事務所の距離が近いところ)を決め、計画と準備をする。
;証明書類や印章(名前のハンコ)は当然、必要になる。確実に所持されたい。
;通信機器、特にSIM情報の入った携帯電話があると、あらゆる相手と連絡が取りやすい。連絡能力が低いと、自分も相手も時間と体力を大きく消費し、モチベーションも信頼関係も下がる。
;必要に応じて自分の日常生活で使うものを色々と荷物に加える。綿棒や爪楊枝といった生理用品も、旅先で欲しくなってから新品として買うと、量が多くてかさばったり重くなったりするので、事前に家で小分けして荷物に加える。
;緊急時であれば、身一つで移動する。
;あまりにも荷物が少ないのは心もとない、というのであればエマージェンシーバッグ(災害避難に備えるリュックサックなど)を用意し、その中に証明書類なども入れる。

・計画に沿って実行する。
;もし、目的地への交通費が、出発時の所持金より多ければ、近場の福祉事務所で相談し、資金と物資を求める。資金と物資を求めることは、すでに「困窮状態であるから住居を出ている」とみなしうる実行段階においてすべきであり、実行前には相談しないほうがよい。つまり、緊急時の切り札である。
;目的地の福祉事務所では、自身の学習したことにしたがって相談する。話をスムーズにするには、シェルター、寮、宿泊施設とされるところに入所してから「アパート転宅、賃貸物件への転居」を目指す、当面の目標を言うことである。現場の反応として、施設入所の方向で進められる。



手札は、薄く広く揃え、次々に直面する事態に先手を打てるように戦術を幅広く組むと、失敗のリスクは下がる。
最終的に、日本国の福祉行政および立法が合理的に対応する方向性を強めるよう、私は行動した。

事前の学習と、準備行動(予行演習、アリバイ作りを含む)があれば、不測の事態を減らし、不慮の事故を避けるリスクマネジメントをしやすい。
大胆に家出するという目標に対して、必要な計画が組まれる。
トラブルシューティングを兼ね備える。



私は複雑かつ幅広の戦術を用意しても難なくこなせるが、多くの人は雁字搦めになる可能性が高い。
石橋を叩いて渡る気質の人が、私のような家出方法を実行すると、注意事項に本末転倒の偏りが生じたりする。

改めて思うが、社会には、社会経験の低い不登校出身完全無職ニートひきこもり幽霊市民に対して、「ハイリスクな家出しか選択肢が無いようなほど孤立無援の状態」を生み続けないでほしい。
「大胆な家出」という目標を持つこと自体、本来は無い方が倫理的である。
「苦手な人間との関わりを極力避けながら円満に自立が図れる方法」を用意するほうが、これからの時代の子ども若者支援策として望ましい。

具体化として私は、生活保護制度の拡充または、新制度の立案と新法の制定など(i.e., 生活保護法の改正、または新法の整備)により、行政の個人主義的な運用の強化と、民間施設の新設および増強を求めている。
犯歴や自由刑経験のない人なら、個室の生活訓練室がすぐに使えるという、新しい枠組みの施設(改正生活保護法または新法に基づく)を用意し、幽霊市民のうちの希望者が自立支援の場として利用しやすくする。
将来的な就労を見据えるにしても、期限は求めないこと。
各個人のバックグラウンドやキャラクターを尊重するのは、立法であれ、行政であれ、公務員に課せられた義務中の義務(日本国憲法第99条)だから。



20221211作「チャート」

ここで記事投稿日(起草日については下記)における近況報告:
"ibisPaint" というアプリで加工して掲載。
※記事投稿日現在、「日記メモなど投稿不能方針」下にある。






起草日: 2023年2月5日

独立録 第1部『ニートひきこもり独立関連メモ by 無職24歳 (第1部 = 2022年2月4日まで)]』
https://lesbophilia.blogspot.com/2021/11/neet-hikikomori-dokuritsu-nihonkoku.html


起草月から、例の「日記メモなど投稿不能方針」が緩んできて、「独立」第2部記事の投稿は3月ころに行える期待が生まれた。
したがって、第1部と第2部の幕間としてこの記事を発案した。

私よりあとの人生困窮者、人生難民、無収入ジャーナリストの移動先は、東京23区(東京都区部)であれば、大田区の蒲田駅周辺や豊島区の巣鴨駅周辺あたり(池袋駅周辺はネカフェ宿泊費などの生活費が高い、しかも生活福祉課=福祉事務所が町丁目単位で2つに分かれて扱いづらい)にしてもらいたい。
荻窪駅周辺など杉並区内だと、私の報告で、当面、足る。
JRにこだわらない場合は北千住駅以外の足立区とか、いろいろ。
保護受給後だと、都営交通の便利なエリアが交通費節約になる。
地元の大都市ということであれば、札幌でも名古屋でも京都でも福岡でもよいが、これらは政令指定都市であり、区にエリアを決める難易度が特別区よりも高い。

私から責任を取らないが、「仕事(できる就職先)も職歴もない人、幽霊市民こそ、東京など大都市に来るしかないので、そのことを自分自身でよく考えた上で実行の判断をしてもらうと、日本社会のためにもよい」と私は思っている。
私は、「表向きの活動などしないためにどこの誰かも分からない人」を出迎えることに、義理もないし、金銭と時間の余裕もない。
しかし、今後とも社会を構成する個人たちの自己救済の一助とすべく、判断材料となる情報を公開し、社会人たちのレスポンシビリティを問うジャーナリズムを展開するので、期待していただこう。

記事2022-12-12


2022年12月8日木曜日

2022年11月「投稿不能方針」告知(日記メモ投稿不能、ほかは不能の可能性が高い)

投稿不能方針の概要 (Overview):
日記メモまとめ記事は投稿不能であり、そのほかは投稿不能の可能性が高い。
今(2022年12月8日)は、下書き状態の記事のいくつかを "Draft" ラベルで投稿しておく。



投稿不能方針の背景 (Background):
私は2022年10月31日に生活の拠点を11年半住んだ豊橋の家から、東京都(杉並区→多摩地域K市)へ移した。
したがって、今までの比較的安定したインターネット環境とパーソナルなパソコン(謎のレトロニム)とを一時的に喪失している。
また、ネットカフェでの作業は金銭コストがかかることと、マシンスペックの低さや挙動への違和感(キーボード、マウス、HDDまたはSSDのそれ)に精神的な苦痛が強く感じられること、とが挙げられる。

私のスマートフォンの通信プランは、通常速度の維持可能な容量1 GBであり、スマートフォンではインターネットの利用も制限が強い。
スマートフォンの通常速度容量を押し上げても、住環境としてデスクワーク環境がないので、現在の自室ではマシン以外の問題から、作業に集中できない。
ほか街中のWifi利用可能スペース (Wi-Fi hotspot) も不安定で、長時間の作業に適さない。

「背景」に関しては、記事『2022年10月、横野真史の豊橋脱出で東京の荻窪4泊』も参照されたい。
https://masashi.doorblog.jp/archives/57149164.html














起草日:2022年11月30日


Draft 2022-08-13: 今の住環境で就労が困難な人の居住移転、職業選択の自由を支える政策 vs.「無敵の人づくり」

「就労困難」とは、客観的な病気の診断、障害の認定のみならず、任意の社会の情勢においてその者の有する資格、学歴、生活歴、住環境など総合的に勘案して判断することが、まず第一の条件である。
加えて、それらを背景とした精神的なバリアがその者にあることが、第二の条件であり、等しく重要である。
この2点を満たす人には、やはり、活躍の後押しになるだけの支援が必要である。
該当している私は、そのような支援を含む「新しい政策」にあずかれなくても、自力で行動しながら手探りで得るだけの気概がある。
私が最終的な独立行動を後で行うつもりでいても、先んじて政策の提言をしよう。



既存の職業適性検査、診断、職業訓練に加え、さらなる職業安定の施策を用意する。

私のように「日常生活能力 (ADL, ADLs)」の高いもののコミュニケーション能力と経験量が低いと判断される人物が、社会的な自立を志す場合に@

国家、組織(会社や学校)、家族に関して排除を受けたという不幸な経験があり、それについてそう記憶する人のための活躍ができる環境が用意され、社会参加、社会復帰の意思を後押しできないようでは@。



枠組みは生活保護制度のうちか?別の新制度か?

生活保護制度の教育扶助は、内定が無いと資格取得に必要な受講や受験のための費用=技能修得費を出さない、というものがある。
生活保護法 第十七条1項「生業扶助」と1項2「生業に必要な技能の修得」を根拠とし、その運用実施に関しては福祉事務所ごとに見解の差はあろうが、私が2022年2月4日に豊橋市で生活福祉課職員Tさんに質問した@分には、インターネットで見られる説と同じく、上と同じ回答であった。
一方、社会人らの「リカレント教育」(OJTやリスキリング)については、政治が補助するなどと検討しているのであれば、差別に近い。
もしそのリカレント教育に補助する制度が実現された場合、定職についている人が解雇された(失業者になった)際の再就職に使うとか、資格取得し次第すぐに退職して転職するという保証はないはずである。
「その資格が必要になる求人の内定が無い」状態の資格取得希望者が、「資格バッジコレクション」のようなことをする可能性が、生活保護受給者とそれ以外のどちらにも等しくあるのに、すでに定職についている社会人には何割か補助し、生活保護受給者にだけ何も思いやりを持たずに支援しないのだ、と見える。
ただし、何割か補助する、ということが他の西洋国家に先進事例が多い場合、この限りでないが、「人づくり」を望む政治であれば、新しい人材鉱脈として若年「不幸経験蓄積」無職者に対しても格段の配慮をいただきたい。

そうでないと「社会的弱者=犯罪者予備軍」が、凶悪犯罪の容疑者となり、はからずも「人づくり」ができてしまう。
いわゆる「無敵の人」のみならず、「無責任セックスで作られた新生児を即座に殺す女性」が世の中に多く見られることも、日本社会が社会的弱者を実際の犯罪者に仕立て上げた例として、私は参照している。
社会人たちが「人づくり」の有効策を打ち出せない状態で「人つぶし」を悪化させているのが実相である。

今年に亡くなった安倍晋三が政権を率いた時期に「一億総活躍社会」というキャッチフレーズが使われ、のちの自民党政権でも多かれ少なかれ意識されてきたが、格差は無くならず、いくらかの業界で慢性的な人材不足が続いていた。
安倍晋三なき後、旧統一教会問題が世間に取りざたされ、「家族カゾクと言っている自民党と勝共Uniteが古い家族主義の運用が困難な社会の現実に目を背けている。この社会で非現実的な憲法改正案(第24条)を提示している」ということがよく知られるようになった。
自由民主党が自ら改正案をデトックスできない場合、やはり、立憲民主党、国民民主党、れいわ新選組や日本維新の会などの連立外政党に期待を持つことになる。
しかし、今の時点でそれらの政党は、そういう西洋的な個人主義の進展に資する政治モデルを提示できていない。
全ての国政選挙へ候補者を擁立した政党とその候補者が、そうである限り、私は簡単に投票する気にはならない。
日本国の「国際ニュースメディアもこぞって伝えるようなショッキング事件」が絶えないような事態であれば、いずれ、どこかの政党に私は連絡してもよい。







起草日:2022年8月13日

倫理政治経済学。

本来の"restructuring", 和製英語の「リストラ」の意味と合わせて人間社会は「仕事が機械やAIに取られた、リストラれた」状態が拡大している。
夢だけで生きてゆくのは無理だ、という時代に終止符を打ってこそ、持続可能な社会がある。
どう実現できるかは、自称シャカイジンたちの努力次第だね。
私は個人の個性(社会から見ると多様性の一部)で「仕事が機械やAIに取られた」ではなく、機械を駆使しながら自分の仕事を10年以上、作っている。
社会が、いい加減、その努力を評価しないことには、大多数の日本人たちが本当の意味で低学歴、役立たずになり、歴史のゴミ箱行きになる。



8月13日にこの記事を起草したが、当日のみに編集したまま、12月8日を迎えた。
つまり、その4か月の期間に一度も、この記事を編集したり、この記事に加筆していない。

東京都に家出と移住をしてから就労支援センターなり職業安定所(ハローワーク、ハロワ)なりに行くと、介護の研修「チャレンジ」が散見された。
生活の不安定な人に住居を提供して介護の業界に参加させるものである。
これを肯定的に見ると、東京都など一部の地方公共団体、自治体で独自の施策として行う例はある。
国家的に幅広く進めてもらいたいがね、資格バッジコレクションをしたいのではないし。

Draft 2022-08-13: 伝統を電子化、仮想化して保存し、現実世界では持続可能な社会まで一時停止する案

世界各地で、いくらかの時点で誕生した文化的事物(行事、文物)は、ある時点から途絶えて近年に復興した、というものがある。
日本国内でも、何らかの地域の祭りや工芸品にそういう例が散見される。
ならば、持続可能性(サステナビリティ)の低めなものに関しては、今の社会の喫緊の課題解決まで意図的に放棄し、解決した暁に復活させる、ということを私は提案する。
そういうテコ入れができないと、人類は次々と人災や天災の悪化に見舞われながら、対応が後手後手に回る結果が予想される。

具体的に、どういう基準で持続可能性が低いと判断されるのか?
・行為や道具の扱いや保存が人命に及ぶリスクの高いもの。

・貴重な資源を無反省に使い、同じ用途のためには再生可能でない、循環しづらい状態にするもの。
;打ち上げ花火は、打ち上げて爆発させると、熱などの化学反応で火薬の物質(ニトログリセリンなど)が完全に変性するし、爆発のエネルギーで炎色反応の色成分に使われるアルカリ金属系などの物質や粒子としての放出を伴った結果、「同じ用途のためには再生可能でない、循環しづらい状態」にする。
;多くの温泉が造営された経緯には、ボーリングなどの掘削工事が伴っていた。「大深度掘削泉」と呼ばれる。一方、自然に湧き出る、本来の、古来の温泉(「自噴泉」)は今や希少である。後々、枯渇の憂き目を見ている。源泉の湧出量には、雨(降水量)が関係していると示唆する報告もある。とはいえ、現在の技術は天然資源としての源泉の湯量を増やす方法を持っていない。モニタリングシステムなどの技術で、維持管理の高度化を進める事例が見られる。伝統もどきの温泉リゾート開発や、沸かし湯で物足りないというスーパー銭湯開発には厳しい目が注がれつつある。

・環境破壊(大気中の温室効果ガスの非倫理的な増加を含む大気汚染、土壌汚染、水質汚染、生態系破壊)に、一定以上の程度で貢献するもの。

・観客のような第三者が事故(アクシデント)に巻き込まれ、人命に及ぶリスクの高いもの。
;舞台にいる人や動物が観客に迫ったり、流れ弾のような物体が及ぶ、などの主客間の接触事故。警備、安全管理、注意喚起などで防ぎうるかどうかは、それらオブジェクトや観客の存在の特徴しだいである。
;積載量のキャパシティを超えた橋の崩落、将棋倒しの群衆雪崩、などの群集事故。警備、安全管理、注意喚起などで防ぎうるとされる。1つ上の例よりはまだその期待がしやすい。



実際に放棄した際に想定される問題点:
・精神論「その事物が連綿と継承されることに意味や本質があるので、放棄すると意味が無くなる」。
;氏子と氏神の関係によって行われる祭りが日本には多いので、これに関連するものも多い。また、必ずしも専業(納税している職業かどうかを問わず、生業として精神的に最も重みがあるもの)であるとは限らない。

・地域の文化や経済に打撃がある。

・絶やさずに伝統を保つことが、安全面での維持になっていることがある。
;再開時に安全性(危険性)のリスクがある。

・伝統行事や伝統工芸の人材が自由に転職できるなど、再出発のための環境整備に難がある。
;特に日本は他の西洋国家よりも柔軟でないから、自由に転職するにはソフト面でもハード面でも難しい。

・IT利用や伝統規制のために新しい人材が必要になる。
;新しい人材の確保の方法は、「今の住環境で就労が困難な人の移転、職業選択の自由を支える政策」が一例に相当する。



形だけ伝統行事や伝統工芸を残してみたい場合、現代的な産業における「危険を伴う作業」に比較した。
農業でも建設業でも運送業でも、ロボティクス(ロボティックス)の普及で機械、ロボット、コンピューターに任せる部分が増えている。
その普及が進むごとに「技術的失業 (technological unemployment)」を生んでいる。
上で「機械」を挙げたように、その普及はザ・産業革命以前からあるわけで、歴史上、新しい発明とその普及のような過渡期ごとに技術的失業に相当する懸念と実現とがあった。
懸念の例、編み機 (knitting machine) の一種を発明して特許申請したウィリアム・リーに対するエリザベス1世の言葉:
Thou aimest high, Master Lee. Consider thou what the invention could do to my poor subjects. It would assuredly bring to them ruin by depriving them of employment, thus making them beggars.
Why Nations Fail by Daron Acemoglu and James Robinson, 2012

和訳:リー殿。この発明が私の貧しい臣民たちに何ができるか考えてみよ。彼らの職を奪い、彼らを乞食にさせ、彼らの破滅を招くことは間違いない。

※引用元の著書によれば、この発言の真意は別のところにあるそうだが、それはその著書の話の脈絡で言われたことである。次代の王であるジェームズ1世も同じ理由でリーによる再度の特許申請に対して拒否した、ということが英語版Wikipediaのいくらかに見られたが、それらの出典1, 2は全くその人物の話題が見られなかった(同名別人の James のみ)。

これからの時代、「労働者が必要な休暇を取る、持続可能な働き方をする」(休日の個人主義など)というどころか、さらに多くのことで柔軟でなくてはならない。
上の「転職」は柔軟さに関連する事柄の一つであり、他の西洋国家の制度運用事例や歴史を学んでもらってこそ、各「職人」、「継承者」たちが個人としての自己実現に心機一転できる。
そのカギが私の言う西洋的に進歩的な個人主義である。
そういうソフト面の教育も合わせるのが、SDGsに必要なことでもある。
例えば、児童生徒が学校で強いられて形式的な活動を行うと、経験を積める一方で、他方、人によっては意義を深く考えず、真意がぼやけてしまう。
いくらかの産業が、家業や家族経営から別のものへ移行が進んでいるものの、それだけでは飽き足らない状態が、顕在化している。
とはいえ、それに関しては個々の事業者の事情を照らし合わせるべきであり、私がひとくくりに評価することではない。
また、職人気質で当事者がやりたいことを趣味で行う分には、強く制限しないが、すでに多くの法律で類似の規制があるように、内容の規模に規制値を設けるなどで対応する。







起草日:2022年8月13日

倫理政治経済学のモデルを、普通の人が言及するにははばかられる話題から、当記事は説明しようとした。
SDGs「誰ひとり取り残さない」("No one left behind", "No one will be left behind" or "Leave No One Behind" LNOB) などと言った人たちの論拠が何であれ、望まない死に方をする人を減らす努力をしなさいよ、と。
本文自体は、あまり本気にしてもらわなくてもよい。
いわば、この記事は次の「今の住環境で就労が困難な人の移転、職業選択の自由を支える政策」という話題@への導入が目的である。
当記事は、考え方のモデルとして示したものである。

また、今年のいくらかの記事は、私自身をはじめとした各々の努力の必要性を説く傾向にあるが、この記事は結論や呼びかけを伴うものでない。
結論じみたものは導入部に記し終えてあり、後は「議論や考察を促す説明と補足事項」が少しある程度であるが、私自身、この記事の話題そのものにあまり強い気持ちを持っていない。
記述の通り、当記事は、考え方のモデルとして示したものである。

2021年7月22日記事『「メタファッション」の概要』では、「バーチャルなファッションのシミュレーション」、「3Dモデルと化した服にも、仮想された本来の繊維(バーチャル繊維)のタグ付け」、「人間/人類/文明バーチャル化を推進して結果的な少子化に寄与する」云々の話がある。
2021年7月22日記事『著作物を基本的に無料で提供し、信頼できる著者に寄付する形で維持する情報経済』では、「物理的なソフトウェア」、「炭素税」、「カーボンプライシング」、「贅沢税」云々の話がある。



8月13日にこの記事を起草したが、当日のみに編集したまま、12月8日を迎えた。
つまり、その4か月の期間に一度も、この記事を編集したり、この記事に加筆していない。