顕正会の永遠のテーマ「国立戒壇建立」への奮闘 学会との確執
※まだ勉強し始めて一週間経たないくらいのにわか知識をまとめました。
国立戒壇に固執するのは、日蓮大聖人様の御遺命なためで、根拠が日蓮の御書等にて本門の戒壇を作るよう促す記述があったから。
顕正会が創価学会に敵対するのは、池田大作さんが御遺命違背とも取れる正本堂建立の根源であるからであり、池田さんの仏法を謗法と嫌っている。
嘗て創価は戸田会長時代から現在の顕正会と同じく「国立戒壇建立」といった思想を掲げ、顕正会の前身たる妙信講もまたこれに賛同するものであったが、いつしか池田さんが政治に注力し始める折、いわゆる公明党の前身たる「公明政治連盟」を結成するあたりでライバルの政党である共産党議員に「国立戒壇は第20条の違憲だ」と指摘されたために萎縮し、国立戒壇の夢を捨てた。
以降は日蓮正宗も創価学会も国立戒壇の存在を禁じることになった。
その後、池田さんは莫大な富で以って当時の日蓮正宗法主・日達上人を籠絡し、正本堂を建立することで「御遺命の実現だ」とし、収束を図った。
妙信講は欺瞞であると怒ったが、国立戒壇建立を唱え続ける考えや、実際にそれに沿った主張(創価学会本部襲撃や乱闘)や活動は日蓮正宗に認められず、これが破門の原因となっている。
結局この正本堂は72年建立から26年後の98年に解体となった(それまでに妙信講も名前を日蓮正宗顕正会→冨士大石寺顕正会に変えた)。
原因は、阪神淡路大震災の発生によって耐震強度に疑問が上がり、建物が上部の重みに耐えられがたく、崩壊すれば御本尊様が壊れるという懸念のためで、修繕にも維持にも長期的に見て多額を要するためだ。
顕正会は、解体に先がけての大御本尊遷座を賞賛し、98年歓喜のあまりに「還御を寿ぎ奉る」イベントを行った。
原稿において「26年に渡り辱め奉った」などと表現している。
2002年に日蓮正宗は、正本堂跡に奉安堂を建てた。
顕正会は80年代から、特定の時期(何度も変更される)までに所定の会員数(何度も変更される)に達しない国である日本は滅ぶという独自の終末論を掲げ、不安を煽る形で会員数を増やす努力をし、創価学会のように過激な勧誘(折伏)をすることで一定数伸ばした。
また、その「還御を寿ぎ奉る」のイベント時に「平成25年までに国立戒壇を建てたり会員数を1000万人ほど集められなければ(いわゆる広宣流布)日本は滅びる」と浅井さんが発言したものの、未だ1000万人に程遠いし、国立戒壇建立もなしえていない。
ただ、東日本大震災が近い時期発生したのは美味しい話だったか?
他、不穏な事件頻発などを引き合いにして日本滅亡の予兆であるとも言い続けていた。
※この記事は、特定の団体さんなどへの批判の意図を持っていません。
オマケ 平成25年9月幹部会での浅井さん
埼玉本部、東京・神奈川会館への家宅捜索があった11日の事件は学会員による虚偽通報のもので、実際に過去千葉会館へ捜索が及んだ事件において、自称被害者女性が虚偽の通報をしたものであることや、学会幹部で「K対策(Kは顕正会を指す)」という秘密裏の画策において顕正会への対処を触れてることを挙げた。
そして、この警視庁公安部の捜索の様子を全国ネットで報道することで、顕正会の社会的信用の失墜により弘通妨害を目論んでいると。
この国家権力による行為は信教の自由への重大な侵害、憲法違反であると。
憲法20条の解釈を示し、布教の自由もこの範疇だと。
国家権力といえど、逸脱をしていい道理はなく、断固として法的処置を取る構えだと。
同じく憲法20条の解釈として、創価学会は公明党の権力を行使して学会の利益を保護させるのは憲法違反と。
ヨーロッパの宗教政党とは違い、公明党の実態は学会そのものであると。
公明党は過去にも学会員を利用して不正の選挙を行ったなど、悪事の限りを尽くしたり、創価学会も悪行三昧だが、前代未聞の悪質な組織犯罪に捜査もしない。
一方、まじめに日蓮大聖人の仏法を真摯に広める顕正会にはでっち上げから唐突な仰々しい家宅捜索などを繰り返して罰すると。
政治野心に燃え、信心と理念を失った学会を庇護するのはおかしいのだそう。
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