2014年11月21日金曜日

IHの場合「200V専用」のアルミ容器でうどんを作る製品

昨日、2014年11月20日、木曜日の母親の買い物の購入品で私に宛てられた食料品の中に記事タイトルのような製品があった。
ガス、IH対応だが、私の部屋にあるIH調理器では調理可能か気になった。
「200V専用」とあるが、それ以上でもそれ以下でも不可になるのだろうか?
実際に私が使用してるものは定格電圧100Vとか125Vとかと書いてある(アンペアだかワットだかの計算で、製品本体とプラグそれぞれが異なった数字なのか?と思って検索すると、125Vとは標準の100Vから25%上限の関係で最大の許容数値?らしい)。

そこで昨日は下見とばかりにIHとアルミの関係をネットで検索していた。
新しく知ったことは、完全にアルミのものは当然反応しないが、IH調理可能なものはアルミ以外にIHで反応する金属が幾分含まれてるそうだ。
でも、記事タイトルにあるような製品のものも200Vより低いと、反応しないか熱が通らないかなどで調理が出来ないようだ。
調べる前の「爆発や漏電や放電や故障など起きるのか?」という憂慮は杞憂らしい。
まあ、そんな事故が頻繁に起きたら消費者庁に苦情が多く入る上、メディアが頻繁に取り沙汰するかもしれないから、様々なメーカーが大挙して売り出すなんてできないかもね。

というわけで、最後の疑問は「調理器の反応」だけ残して眠りに就いた。
IHが反応しない点で踏まえているのが「載せたものの重量が一定に満たない」というほどであった私には、どんな挙動を見せるかが特に気になっていた。

明くる11月21日の朝8時半起床から、逸る気持ちを抑えずに早速調理に移った。
手順としては、熱湯を別に用意して、それをIHコンロ上においたアルミ容器に注ぎ、続いてめんとかやくを入れてから火を点けて(火じゃないよ!)2分煮込むというものだった。
ところが、実際に火を点けてみたところ、調理器は反応しない時の挙動である、一番弱い設定の「保温」で待機した状態になった。
これは、ウォシュレット等で、誰も座っていない状態は水を噴出させない作りと同じ種類の安全設計の作動である。
上述の「載せたものの重量が一定に満たない」場合に作動しないのと同義であった。
然るに今、熱湯350mlほどが注がれ、めんとかやくの入ったアルミ容器がコンロ上に設置されているにも拘らず、このような反応が現れた。
すなわち調理不可能を意味している。

よって、私は中身を普段の片手鍋に移しての調理を余儀なくされた。
まあ、このままキッチンのガスコンロで調理する選択肢もあったが、移してから気付いたので、また移しなおすのも億劫だったから片手鍋で調理を始めた。
アルミ容器で作って、アルミ容器で食うという貴重な経験を奪われた。



これが完成品だ。
中央の白い塊は、スープを入れて攪拌してから落とした卵である。
写真の見栄えとしては、かやくのネギやにんじんが誇張してくれると嬉しい。
おいしかったですね。ごちそうさまでしたあああ????

なお、折角だからこの容器はラーメンで再利用してみようと思う。
メーカーの意向は「再利用禁止・この製品としての用途以外での利用禁止」であるが、これはいわば不慮の事故発生に備えた社交辞令的なもの。
「電子レンジで猫を乾燥させた」逸話が有名、著名な例。
消費者側に過失がある不慮の事故で、メーカーが損失を被らないための文章。
言い換えれば、これで俺が事故ったら、俺が悪いということにもなる。
事前にメーカーがこれを明記すれば、裁判で有利あるいはそもそも裁判がある前に別の司法機関が「消費者側の過失」と取り合うことで訴訟自体起きずに済む。
ということで、これを覚悟の上で再利用しちゃいましょう。

14時追記だけど、やっぱりラーメンは普通に作ることとする。

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