2014年11月25日火曜日

要求~お小遣い額~ささやかな夢

私は、簡単な要求も苦手になっている。
幼い頃はといえば、人並みだっただろうし、今の私からすれば欲張りに見えるほど。
今はちょっと普段と違う要求をするのも、なんだか唐突な感じで厳しい。
些細なもの、とても小額なものでも、母親に求めたくない。
この根源は、小4途中の弟2人施設送致から、小5進級と同時に起きた両親の別居で、父親と2人きりの生活が始まったことである。
当時、父親は何も私に威圧はしていなかったが、私から色々ものを頼むのが図々しい気持ち、迷惑をかけてしまうのではないかという懸念で、消極的に転がった。
この頃に養われた控えめな精神は、母親の家に来てからも尾を引いていた。

今では、小遣いは月に2000円もらえるのでさえ満足している一方、父親の家に住む弟は、今年10月の父親のメールによると週に3000円とのことで、単純計算だと月12000円~15000円と算出され、私の6倍~7.5倍となり、今の私がそれを受けられればもっと遊んでいるだろう。
コンビニなどで、買い物に消費するのは難しい。
店員と向き合いだなんて、やり取りだなんて今となってはしたくない。
自販機で大量消費や貯金というのも無粋だと思っている。

私は2012年より、国内の地理が好きとなった。
2010年末の時点でも十分世界の地理とかは好きだったけど、2012年からが特に気合が入ってるものだ。
2014年6月以降は下火傾向だが、今尚、故郷・埼玉から現住・豊橋などへの興味は尽きない。
さすがに埼玉や関東に行くのは額が跳ねるので遠慮するが、愛知県内、ひいては最寄り駅から片道1000円以内の区間でも十分見物はある。

豊橋駅前でもいいし、今の時期なら山奥にいって紅葉もよし。
豊橋の近くで紅葉の名所といえば、新城市内の鳳来寺山などがある。
近所の公園の紅葉は、以前11月15日の夕方散歩で見た状態だと半ばといった感じだ。
山間部なら11月下旬の今こそ絶好ではないか。
鳳来寺山は、車以外の交通手段でも行きやすい、特に豊橋なら。
豊橋駅から飯田線の某駅で下車して、徒歩でも頑張れば難しくないが、今の私だと近くまで行って、一応は見えるので満足し引き返すか、例え見えなくても普段と違う山間部に来られたから素敵な気持ちになった、と思うことにするだろう。
山間部の気候条件が私に追い討ちをかけてくるはずだ。
付き添いの人間にも乏しい私には、寺までだと単独決死の覚悟になろう。
でも今し方ストリートビューしたけど、車道オンリーって感じで駅周辺が精一杯っぽい。

というわけで、もし・・・もしもってのは空虚な願望だけど。
どこか行くなら手始めは豊橋駅前や周辺になる。
地理はGoogle地図なりストリートビューなりで2年も行ってない割には把握できてる。
駅構内や細部は難しいものだが、これも培われた地理感で対処可能。

現実的・金額的には遠方への旅行も無問題なんだけどね。
精神的な話は、少ない小遣いで無闇に消費したくないし。。。
貯金ならば十何万もあるんだけど。。。

でもまあ、ちょっと普段と違う風景でも満足する感受性のある私は、穏やかで清らか、美しく慎ましいそんな繊細で綺麗な心の持ち主になっているということだね。
勿論、そんなことを自負するのはあまり痴がましいってもんがある。



追記:2015年8月26日
コンビニについて考えたが、メモする場所がないのでここに追記スペースを借りる。
私がコンビニを避けるのは、無論コンビニ店員や他の来客などに自分を認識されることを憚る、これが第一の理由だ。
自販機より少し離れでも、価格の安さに勝るから、些細な距離の遠さは厭わない。
その故に、稀だが遠方の自販機まで足を運ぶことが2015年5月までは続いていた。

コンビニ・・・この際無人だとか機械が接客すればいいと、極論を持つに至る。
どうせマニュアル通りの接客、みな顔に笑顔を張り付ける、あるいは私にだけ表情を不機嫌そうに変える若い女子店員もいたのだが・・・。
そのような不良品にしても、働く側は機械さながらで、給料以外に意義を見出せずにいるだろう。
こういうわけだから、自販機のほか私に選択肢は残されていないのである。
2011年のコンビニ通い期間には、レシートに関して一度トラブルを起こしたこともあった。

それでも、結局はマニュアル通りに接客することに違いはないし、ましてやあの女子店員のような異常な態度は問題であろう。
故に、この際機械が接客する店舗にでもなればよいのではないか、と極論を弄さざるを得ない。
あるいは、もう少し規模を小さく、食品や日用雑貨を取り扱う自販機を普及させる。
かくして私などが得を享受しうるようになるだろう。
店舗機械化で、取り扱う商品の価格帯が些か上がることも厭わない。
だが、近頃その自販機に行く頻度も下がっているのも、金銭の消費を避ける、少欲知足を標榜した隠棲を行っているから、今更に小売業の形態が理想に近く変容しようと、今の私には関係が無い。



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